〔裁判長!ここは懲役4年でどうすか〕に続く裁判傍聴もの。
前作はタイトルに魅かれて文庫の発売と同時に買ったが、いや~面白かった。
その後、続々と出版された裁判関連本(新書もしこたま発刊されたもんなぁ)の
嚆矢となったわけで、本作も、当然のように買ってしまった。
その後、続々と出版された裁判関連本(新書もしこたま発刊されたもんなぁ)の
嚆矢となったわけで、本作も、当然のように買ってしまった。
類書との大きな違いは、観察力に秀でていること。
幾ら面白い事例を沢山並べられても、それだけでは厭きてしまう。
幾ら面白い事例を沢山並べられても、それだけでは厭きてしまう。
被告人・原告人は勿論だが、裁判長・弁護人・検察官の夫々に対して、
思い入れたっぷりに、仔細に語られると、こちらも臨場感を感じる。
また、人間を見る眼も、温かく優しい。
思い入れたっぷりに、仔細に語られると、こちらも臨場感を感じる。
また、人間を見る眼も、温かく優しい。
今でも傍聴は続けているようだし、また続々編も書いて欲しいなあ。