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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

Chic and Luxury -モードの時代-写真展@ポーラ ミュージアム アネックス 2011年10月22日(土)

本日が初日の割には、さほどの混雑でないのは
嬉しい限り。
それでも場内は、何を勘違いしているのか、
ソファに据わって、携帯について延々しゃべくりまくる
オバサン達がいたりして、必ずしも良好な環境でないのは
少々残念。

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『ヴォーグ』とか、『ハーパース・バザー』といった
ファッション誌に掲載された写真が計50点。
しかも、それらは、単にファッションを前面に出すだけでなく、
「時代」を内包した表現になっている。

メルビン・ソコルスキー』のそれは
モデルが透明な球体に入っていたり
空中を浮遊していたりと、
非現実の世界を捉えているようで、
「いったいどうやって撮ったのさ」と驚嘆。

『フランク・ホーヴァット』の作品は、
カフェやパブの中、または地下鉄の出口といった、
群集に囲まれた中でのショット。
モードが俄然、引き立って見えるのだ。

ホルスト・P・ホルスト』の作品。
キャプションを見ると『コルビュジエ』や{バウハウス}
という単語が使われている。
成る程、幾何的な印象を受けるのか、そのせいか。

それ以外にも、
『ヘルムート・ニュートン』の
ただのハイヒールを写しただけなのに
妙に色っぽい作品など、枚挙に暇が無い。


当然、ここは、口ではなく
眼を使うべき場なのだ。