#写真
2001年の”第18回ひとつぼ展”入選者 『磯部昭子』の個展。 会期は~11月1日(木)まで。 殆どの作品は暗い背景に 主人公が一人スポットライトを浴び 様々なポーズをとっており、 まさにタイトル通り、 彼等・彼女らの美しい瞬間が 明瞭にとらえられ…
グランプリは既に決定、公表されている。 それを含め、今回は強烈な印象の作品が揃っている。 『仲田絵美』の〔美しい速度で〕。 十五年前に自分の母親が亡くなって以降の 残された家族達のポートレィトが私家写真風に綴られ、 そこに、母親が生きていた頃や…
会期は~11月9日 (金)まで。 訪問当日は、残念ならが他の来場者は皆無。 まぁ、少々、敷居が高い感はある。 場所も、けして判り易くはないし・・・・。 フォトグラファーの『Rankin』と メークアップアーティストの『Ayami Nishimura』の 二人になるコラボ企…
主催は「ハンガリー文化センター」! 展示されているのは、同地の映画監督『コーシャ・フェレンツ』 がものした写真の数々。 寡聞にして、同氏の映画作品は未見だが、 写真作品から想像するのに、 美しさが際立った画像の造り なのだろう。 元々、映画監督に…
一般の入場料は500円だが、 これの半券を持参すれば-100円引き。 会場内はそれほど広い空間ではないものの、 展示数は多量。 ただ、幾つかは【東京写真】のそれと重なっており、 方や大きく引き伸ばし、方や通常サイズのプリントと 差はあるものの、一…
会期は~今月10日(月)まで。 しかし、これだけの物量なのに、入場無料だなんて なんて有り難い。 『メイプルソープ』の作品中、 「花」を写したものから精選され展示されている。 総数60。 会場内は照明を落とされ、BGMが流れる。 来場者はさほど多く…
正直、もっと混んでいると思っていた。 が、一般の入場料が800円なのに対し、 ディスカウンターでの購入は400円。 招待券が大量に撒かれているか、 若しくは、不人気物件と言うことになる。 場内はそこそこの人の入り。 子連れが多かったりで、 彼等・…
時間に余裕があったので、 ちょっとの間、立ち寄り。 お盆の期間でも、営業していてくれるのは 有り難い。 場所は【七丁目】の『銀座ライオン』の裏手になる。 壁面がガラス張りで、中が良く見える。 当該展は本日が最終日。 展示数は四十ほど。 日本全国の…
なんとも凄い展示会である。 サブタイトルに「father 2009.04.10-2012.04.09」 と在る様に、約三年間に渡る自分の父親の、写真による記録なのだが、 作者はカメラを与えただけで、撮影自体は父親が自身で行っているのだ。 レンズを自分の側に向け、両手でカ…
会期は~29日(日)まで。 都会には、その都市が放つ明るさ故に、 星が見えないことは一般的だが、 ここでは、敢えて、東京や大阪と言った 更なる大都市で、その土地ならではのメルクマークと 代表的な星座や星を、同一の画面に写し込んでいる。 星は長時間の…
一般の入場料は700円だが、 今回は招待券を頂いたので、それでの入場。 会場のB1F展示室は かなりの盛況。多くの人でごった返している。 年齢の若いカップルが多いのも、 事前の想定とは異なり、正直言って意外。 総展示数は六十二。 何れもが、大きなパ…
全然関係無いハナシだけど、 今日は七夕、でも生憎の雨。 ただ、旧暦なら(今年の場合は)8月24日(金)に あたるわけだから、台風でも無い限り、 フツ~は晴れるよねぇ。 新暦に合わせる方がおかしいでしょ、ホントは。 閑話休題。 『MEM』は【恵比寿駅…
写真家『市橋織江』の個展。 会期は~7月16日(月)まで。 同サイズの写真が、壁面の同じ高さに 横一列に展示されている。 明るいけれど、軟らかな陽光。 そして、街角の何気ない風景 は共通。 どこかで観た事があるなと、 数歩行ったところで気が付いた。 …
今月10日(日)まで。 「The Hope & The Dream in Filipino-Section III」との副題が付いている。 近隣に在る写真系のギャラリーとの同時・共同開催。 が、本展を凌駕するほど、個人的にツボだったのは、 9Fの「PHOTO SPACE」 での「リレー企画…
旧『日比谷図書館』が『日比谷図書文化館』と名前を変え 文化機能を持つ総合施設に変貌していることは ついぞ知らなかった。 館内には「常設展示」もあり (こちらは無料)、現時点では 千代田区12,000年の歴史が俯瞰できる展示が 開催されている。 「…
昼間に撮った写真であるはずなのに、 周囲はやけに暗い。 しかし、天からの明かりが当たっている様に、 花(と、そこにとまっている虫)だけがやけに鮮明だ。 キャプションを読むと、 フラッシュを使わずに、 加えて、高速にシャッターをきっているらしい。 …
【クリエイションギャラリーG8】が第一会場。 【ガーディアン・ガーデン】が第二会場。 珍しくも二つの会場を使い開催されている。 第一会場では、コマーシャルフォトを始めとして人物中心、 第二会場は情景が主たる要素となっている。 その為か、【G8】は…
以前行ったのは青山のそれ だったが、今回の会場は渋谷。 【宮下公園】の向かい、ショップ内のB1Fになる。 告知のチラシを入手した時から、 行きたくて行きたくて仕方なかったのだが、 中々時間を作れず、~今月11日(金)の会期終了間際になってしまっ…
箱が【伊勢丹】から【コピス】に変わってからは 初の訪問になる。 随分と久し振りだ。 入場料は100円。 会期は~今月13日(日)まで。 サブタイトルには「THE DAYS AFTER 東日本大震災の記憶」とある。 昨年の3月12日から、一年後の今日までの 「岩手…
会期は~来月2日(水)まで。 既存の四つの写真集に 直近のポートレイトを足したものが展示されている。 ため、会場内も四分割。 〔KAO’S〕は『K2C』の為の撮り降ろし。 「京劇」の様などきついメークを施した顔のアップが続く。 〔ばんえい競馬〕と〔RE…
会期は~今月19日(木)。 第6回目の写真一坪展。 六人の作品が展示され、 中でも『熊谷勇樹』の〔贅沢〕と題された一連の写真が かなり好みで、 奇しくも彼が今回のグランプリ受賞。 珍しく審査員と志向が一致した。 そこに提示されているのは 何気ない日…
「マグナム・フォト創設65周年記念写真展」との惹句がある。 会期は~今月29日(日)。 「コンタクトシート」って、焼き付ける前段階で、 撮った写真のフィルムを直接プリントしたものを並べて その中からどれを抜き出すかを検討する作業の為の 一連のシート…
本展も盛況な人の入り。 しかも女性が多い。 当然、日本テレビの報道番組『NEWS ZERO』の現場で撮られた写真が多いのだが、 今年に関しては「311」を扱った作品がメイン。 被害の全容が明らかになりつつある3月14日の 緊迫するスタジオの様子に始まり…
会場は「朝日チャリティー美術展」との併設で 会期は~5日(月)まで。 計32作品が展示されている。 今年は、何時にも増して好みの作品揃いで・・・・、 『岩崎夏子』〔意志〕 タイトル通り、強い意志を宿した女性の凛とした横顔が活写。 『川嶋陽介』〔…
海外で活動する三人の写真家が 取り上げられているのだが、偶然か、それとも必然か、 今回は何れもが女性(たぶん)である。 『尾黒久美』 『花坊(KABO)』 『ないとうようこ』 の中では、 『ないとうようこ』の作品が、一番しっくりとくる。 〔HOME land…
第4回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展。 が、実態は大判の写真と、コードやモール等のコラボ。 写っているのは、広大な実験装置の ほんの一部を切り取ったもの。 全体では、その存在が意味を為しているのだろうが、 こうして部分をぽ~んと提示されると…
副題に「-JANE BIRKIN par SHOICHI KAJINO-」とある様に、 『梶野彰一』が『ジェーン・バーキン』を撮影した写真展。 モノクロームの小さ目のカットには 彼女の私生活、ステージ上のイキイキとした姿が 切り取られている。 60歳を過ぎて猶、可愛らしささえ…
今『山田風太郎』著〔人間臨終図巻〕の〈新装版〉 を全4巻中の3巻まで読み進めている。 巻を措く能わず、の名著なのだが、 取り上げられている人物の、 相当数が本展と重複している。 サブタイトルに「紫煙と文士たち」 とある様に、多くは煙草を咥えるか持…
観た途端に衝撃が走る。これは、 全く新しい感性の写真展。 場所は南米【ブエノスアイレス】の【High Tide】と呼ばれる デルタ地帯。 被写体は其処に住む人達。 熱帯林の中らしく、原色の木々、 そして人々の服装も派手派手しい色使い。 しかし、なんか変だ…
今年の事始めも、吉例となった 『東京都写真美術館』。 三本の企画が全て無料と言うのは 全くもって有り難い。 しかし、年々、観客の数が増えて来る気がするのは、 やはり間違いなく、ここいら辺は、痛し痒し。 さて本年の出し物はと言うと・・・・、 3階か…