文士の肖像＠ノエビア銀座ギャラリー 2011年6月25日（土）

こんなギャラリーが、まだまだ在るんだから、
銀座って、本当に懐が深い。

場所は【並木通り】と【交詢通り】がぶっちがう角に在る
【ヴィトン】から【花椿通り】に５０ｍほど戻った
同社のビル１階。

勿論、企業の文化活動故、入場は無料。

『濱谷浩』『林忠彦』『田沼武能』の三人が写した
昭和を代表する「文士」の写真が三十点ほど、
その撮影時の思い出をキャプションに展示されている。

中には、あの有名な『太宰』の写真も含まれている。

最早、個人となった作家も多いわけだが、
活写された在りし日の風貌は、
その作品を彷彿とさせるものもあれば、
一方で乖離しているものもあり
興味は尽きない。

一点、残念なのは、撮影年が記載されていないため、
彼ら（勿論、彼女ら、も）の年齢が判らないこと。
影として残された、その顔立ちは、殆んどが若々しい
輝きを放っているのだが。