RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

2510@溜池山王:蕎麦(でも、居酒屋使い)

肉のハナマサ】の斜向かい。
溜池山王】からだと【交番】の100mほど手前。

本年一月末に新規開店らしいのだが全然気づかずに、
今頃になって「おや?ここは・・・・」と認識。

「立ち食い」×「十割蕎麦」の惹句も魅かれるけれど
夜には居酒屋然となることも
直近で知った次第。
而も激安らしい。

思い立ったが吉日で、早速突入。
それも18時とかなり早い時間に。


いやね、基本立ち食いも、
奥のスペースには椅子席があり
早々に陣取ればゆっくり呑めると耳にしたものだから。

そして自分達の入店時には、
既に出来上がっているおじさん達が二組ほど。


早速入り口脇の券売機(!)で食券を購入。

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《焼鳥・おつまみセット》が2,000円、
《焼鳥・おつまみセット(飲み放題付き)》が3,000円てことは
差し引きで《飲み放題》が1,000円の勘定だよね、って激安!!

勿論、この価格設定には仕掛けがあり、
食べ物のオーダーは全て食券に書かれた番号で呼び出され
取りに行くシステム。

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飲み物も同様で、飲み干したグラスを持ち
カウンターへ交換に行く、と。

更に食べ終えた後の食器類も全て
「下げ口」まで持っていかねばならぬ。

ま、自分なんかはフードコートで
慣れた振る舞いなので無問題。

じゃあと早速、一時間半の飲み放題に。


「おつまみ」は全七品の内から三品を選択できる。

各々が重ならぬよう注意しながらオーダーを決める。


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《揚げ蕎麦》が付きだしで付く。

ベビースター」二袋ほどの分量で食べてあり。
ぽりぽりしながら、これだけでビールを一杯飲み干す。

つまみが来るまでの最上のアテだ。


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《塩キャベツ》

塩昆布・胡麻胡麻油・塩が良い加減に効いている。
オマケに芯よりも葉の部分の方が多いのよね。


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《とり天》

肉が大きく食べでがある。
味付けも軽めでくどくないのは宜しい。


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《枝豆》

旬は外れているけれど、身がぱんぱんに張っているのが嬉しい。


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《冷奴》

肝心の豆腐が見えないほど
薬味が これでもか と掛かっている。


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《厚焼き玉子》

その他の部分での極力な省力化とは裏腹に
この一品だけは玉子焼き器を使い丁寧に調理されていた。

理由のほどは不明だけど、蕎麦屋の矜持だろうか。


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《塩きゅうり》

量が多いなぁ。大きめの胡瓜一本分はあるんじゃないか。


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《焼き鳥十本 塩》

串の太さからも判る様に、身がみっしりと詰まり刺さっている。
それだけでも幸せなのに、どれも随分と美味しい

焼き加減も上々。「鶏焼機」の威力を思い知る。


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《焼き鳥十本 タレ》

先の品と同じ部位の味違い。
それだけで、趣きが違って食欲が再活性。


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支払いの金額合わせで、焼物を四串ほど追加で。

鶏以外でも美味しいねぇ。


ぼちぼちお腹もくちくなって来たので、
ここいらで〆の蕎麦なぞを。

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《鴨南蛮つけ蕎麦 大盛》

蕎麦はきりっとエッヂが立ったもの。
茹で立ての時節柄、新蕎麦は香りも良い。

具材は葱の方が多いものの、
鴨の脂が十分に溶け出し
白葱は焦げ目がきちんと付き
太目で全体的に満足度の高い。

おそらく昼の蕎麦も
侮れない出来なのだろう。

最後は予めポットに入り置かれている蕎麦湯を注ぎ
さらさらと完飲する。


お酒も存分に呑んだし、鱈腹食べたしで
ゆ~ことナシの満足度。

評価は「居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆☆。

これだけ飲み食いして一人あて四千円は素晴らし過ぎる。

ただ、メニューの選択肢が少ないので
そう頻繁に訪れることはないだろうけど。