RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 味方@新橋 2018年4月26日(木)

二週前に麺切れ宣告された標題店にリベンジ訪問。

開店直後なら並ぶことはあっても
喰いっぱぐれることはないだろうとの算段。

場所は【Gate J.】の裏手。


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定刻の2分前に着も、既に扉は開かれており
先客は二、その後
食べ終わって出るまでの来客は一。

店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター。


券売機は入り口左手。

食したのは、
ラーメン汁なし。
値段は700円。

着席から8分ほどで先客への配膳が終わり
自分への麺量確認。

標準で250gと聞いていたので そのままで お願いする。


更に7分後のトッピングコールに
ヤサイ、フライドオニオンをお願いして
配膳されたのがこちら。


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野菜の盛り付けが随分と綺麗。

でも全体的に茶色っぽいかも。


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巣ごもり玉子のよう。

野菜にも色が付いているのは
出汁が入っている寸胴に漬かっているから。

かなりしんなりしと味も付いている。


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それを取り巻くように
たっぷりのフライドオニオン。


チャーシューは二種、何れも大人の掌大のバラ肉で
1cm厚。

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一枚は香ばしく炙られ、

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もう一枚は軟らかく煮込まれ。

何れもふるふると
箸で持ち上げればはらりと崩れ
口に入れればやわやわと溶けていく。


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麺は太、縮れ。
ごわっごわの外観も、意外と啜り易く
するっと口に入って来る。

しかしみっしりとした噛み応えは
歯を押し返すほどで麦の旨味がたっぷりと詰まっている。


汁は結構たっぷり、濃い琥珀色の非乳化。
その上には透明な油が厚めに乗っている。


野菜をあらかた食べた後、ざっくり撹拌すると
濃い色に染まった麺が姿を現し湯気がもわっと上がる。

でも火傷するほどじゃあないけどね。

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味は胡椒が過剰に効き酸味も強い。
油多めもしつこさはなく、一方で醤油の鹹さや旨味も影を潜める。
出汁の味もきちんとして、組み立ては複層的であるのに
なぜか単調さを感じてしまう。


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麺を食べ終わっても、汁がかなり残ってしまった。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


野菜に下味が付いているのは、汁が薄まらない配慮だろうけど
この手の一杯では良し悪しかも。

マヨネーズや柚子胡椒での味変は必須かもしれない。


テイクアウト可の《まかないサンド》と
これからの季節に出されるであろう《つけ麺》は
早く食べてみたい。