混雑が確実な{G系}は、このご時世
正直足が向かないところも
11時開店のハズの第一希望が時刻になっても戸が閉じられたままで、
営業時間を変更してるんだったらその旨Webページで告知しようと毒づきながら
急ぎ代替を脳内検索。
並ばずに汁ナシもしくはつけ麺が食べられる条件で、
標題店しか思い浮かばなかった自分の持ち札の少なさを呪いながら歩を進める。
11:10の着で先客は六。その後
食べ終わって出るまでの店内食・持ち帰り客は多数。
それでも入り口の戸は大きく開かれ、
L字型のカウンターも間引いて座席が配されているので
あまり密さは感じない。
券売機は入り口左手。
食したのは、
つけ麺300g豚2枚。
値段は900円。
食券を渡してから10分ほどでトッピング確認。
野菜マシだけをお願いする。
先に麺が、一拍遅れてつけ汁がカウンター越しに渡される。
野菜は綺麗に屹立。
頭頂部には魚粉。
野菜はモヤシ主体にキャベツもそこそこ。
ほくほくと茹で上がっている。
つけ汁は豚醤油でくすんだ琥珀色。
表面に背脂がぷかぷかと浮遊。
かなりしょっぱくて、そのまま飲むにはまずありえず、
麺や野菜もたっぷり浸すと鹹さが舌に響く。
なので何事も適度にね。
麺は中、厚みある平、捻じれ。
水できゆっと〆られ表面はつるつる。
ずるっと啜れば、もちりとした噛み応え
豊潤な麦の味が流れ出す。
汁モノの時よりも旨味を強く感じるぞ。
日頃の流儀に反し、最初は麺を
中途から野菜を、後の方では野菜の魚粉が掛かっている部分をと
食べ進める。
魚粉の中には柑橘皮の擂り颪が入り、
全体として良い味変に機能。
豚は何れも子供の掌大、
3㎝厚と2㎝厚のバラ巻が各一枚。
醤油系の味がしっかり沁み、そしてこれは全体も感じたことだが
歯触りにかなりブレがある。
ふわさくの部分と妙に筋っぽい部分と。
麺を食べ終え、野菜と背脂をできるだけ綺麗にサルベージしてご馳走様。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
食べ終えるまでに約6分。普段のペースから
更に急いたわけではないけれど、そそくさと席を立ち店を後にする。