RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

中華そば屋@幡ヶ谷 2017年8月22日(火)

【北口】に出て【甲州街道】を【笹塚】方面に、
【ガスト】の手前の路地に入り【水道道路】を渡るコースだと
以外とい早いかもしれないけど、
【六号通り商店街】を廻って『不如帰』の並びを眺めてからのルートだと
随分と時間が掛かるかも。

それにしても、よくこんな住宅街のまん真ん中に店を、と
一瞬は思ったけど、周りを見渡せば直ぐに【六号坂通り商店街】なのね、
でも昔から比べると、随分と店数は減った印象。


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真新しい暖簾にも店名は染め抜かれてないし
店の周囲を確認しても、看板らしきものも見当たらない。
まさしく「店名が無い」のだな。


11:25の着。
シャッターはまだ半分降りている。
並びもない。

日陰でメールをチェックしながら時間をつぶし
11:30に店頭に立つ。

1分ほどでシャッターが上がり、暖簾が出され
「お待たせしました、どうぞ」と、中に通される。

腰の低そうな、実直そうな店主さん。


店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター。
壁沿いには待ち用の椅子が数客。
奥には製麺機。

食べ終わって出るまでの来客は八。
11:40には満員に。

オーダーは直接でカウンター越しに前払い。


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食したのは、
特製つけ麺。
値段は1,080円。

麺量は330g表示。


先に《中華そば》が供され
次いで《つけ麺》。

15分待って
先に麺が、一拍遅れて後につけ汁が、カウンター上に置かれる。


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確かに盛りは良い。
丼に入れてからも、更に麺を抑え
容器を逆さにしてぎゅっと水切りをしていたので、
食べ終わっても底には、ほぼほぼ水分は残らない。

丁寧な仕事だ。


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麺は中、やや細、捻じれ。
この手の店には珍しい全粒粉。

表面はややごつごつだけど
口当たりも啜り心地も良好。

やや軟らかめで、もちりとした噛み応え。

量も300gきっちり。


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つけ汁は『大勝軒』ライクの動物系+魚介系の醤油。

待っている間に、換気扇の排気口から
乾物の良い香りが噴き出して来たけど、成る程成る程。

濁りの無い琥珀色で酸味控え目、甘み勝ち。
でもしつこさはないし、ピリ感もありで
すっきり気持ち良く頂ける。


具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、海苔、鳴門。


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デフオと思われるチャーシューは
大き目の乱角が三個。

しっかり味も染みて、そこそこの歯応え。


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特製分のチャーシューはもの凄い。
手の大きさ、1cm厚のロース肉が一枚。

これがとっても軟らか。
さくりと噛み切れる。


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メンマは穂先。
太目で濃い味が染みている。
これも軟らかい。


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玉子は一転して、そっけないほど
真っ白。
黄身の芯だけがとろんとしている。


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海苔はトランプ大が一枚


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


つるんつるんと啜りまくり、
配膳されたのは一番最後なのに
イの一番で食べ終え店を後にする。

自分の分だけ麺が少なかった、なんてことは
ないよね(笑)。

久々に納得感のある『大勝軒』系だった。