RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 のスた 凛本店@大井町 2016年11月25日(金)

移転してからは初めての訪問になる。

場所は【LABI大井町】の裏手、
踏切脇の二階。

このまま踏切を渡れば
右手に『武術家』『焔』が見えて来る。

イメージ 1


先達のレポを読んで、
現状ではそんなに緊張する店ではなくなっているのは判っているけれど、
店の前に立つと条件反射の様に背筋が伸びちゃう。


店内は二人掛けのテーブルが四卓、
厨房を囲むL字型四人掛けのカウンター。

12:55の着。

ガラス戸から中を覗くと
テーブル席は埋まっているものの
カウンターには空きがあるみたい。

静かに入り、入り口左手に在る券売機で食券を買う。


食したのは、
太麺醤油+大盛り。
値段は800+100で900円。

この店では生姜の効いた細麺の塩や醤油しか
食べてなかったからね。


と、女性の店員さんが現われ、
丁度空いたテーブル席に誘導され
大蒜の有無を確認される。

って、女性の店員さん?!
正直、この店で客も含めて女性の姿を初めて見た。
オマケに店員・・・・。


気を取り直して、本店では文字通りの意味と理解しているので
「抜き」でお願いする。


食券を渡してから七分ほどで
なんか凄い盛りの丼がテーブル上に置かれる。


イメージ 2


上からではそうは見えないんだけど、


イメージ 3


横から見ればうず高く盛り上がっている。
モヤシ主体にキャベツもそこそこ。
かなりくたり気味なので、実際の量はかなりのもの。


イメージ 4


上には脂もたっぷり掛かっている。

う~ん、予想を裏切るビジュアル。


イメージ 5


脇からは透明な厚い油の層に
たっぷりの脂が浮遊しているのも見える。


脂と野菜を混ぜながら
スープに漬しわしわしと食べて行く。

かなり進んだところで
先ずはチャーシューが姿を現す。

イメージ 6


子供の掌大、五mm厚のロース肉が二枚。
形を保っているが軟らかく
脂の旨味がしっかりする。


その下には麺。
くるっと天地を返す。

イメージ 7


太、縮れ。表面やわやわ、芯はむっちり。
量は300gほどあり、お腹が膨れる。

固まっている部分があったり、色が斑に付いていたりで、
二度三度と回転させ均等にしようとするけれど
なかなか上手くいかない。


それほど、底の方のスープは濃いカネシ醤油。

脳天を突き上げるようなジャンクな鹹さ。
豚骨の味は仄かに、醤油が全体を支配する。

結局、最後まで飲み切れず
半分ほどを残してしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


いや~、中毒性のある味。
でもこれ、全部飲んだら、絶対塩分摂り過ぎになると思う。