標題店の《醤油とんこつ》でもと思い立ち
足を向ける。
11:35の店頭着で
三人+一人が待っている。
食券を買いがてら中を覗くと、
カウンターには空きもあるし、
直ぐにでも食べ終わりそうな客も数人。
これならそう長く待つことはあるまい。
それにしてもメニューの見直しが行われたよう。
券売機から《つけ麺》が無くなっている。
更には「大盛無料は終了しました」との告知も。
まぁ、今まで+100円をタダにしてくれていた
企業努力が有り難かったわけで、
昨今の情勢を鑑みれば致し方あるまい。
店内は厨房を囲むL字型八席のカウンター、
二人掛けのテーブルが二卓。
11:40には着席。
その後、食べ終わって出る迄の来客は五で、
まずまずの繁盛。
食したのは、
汁なし。
値段は880円。
食券を渡す時に、
野菜増し
脂
大蒜は要りません
と、伝える。
16分ほどの待ちで供された一杯。
いいねぇ、これぞ《汁なし》とのビジュアル。
横から見た時の野菜の盛り上りが嬉しい。
キャベツの含有量多目でほくほく。
チャーシューは子供の掌大、
1㎝厚のバラ巻が二枚。
香ばしくほろほろの口当たりで、
これは豚と表現した方が良いかと。
脂もたっぷり。頭頂部から雪崩落ちている。
フライドオニオンも量が多い。
先ずは脂を頼りに野菜をハフハフしながら
七割ほど食べ、
そして天地を返す。
麺は中、やや細、捻じれ。
表面が滑らかなのでずるっと啜れるも、
意外にごわりとした噛み応え。
麦の味も滲み出る。
量はそれでも200g強はある。
味付けは醤油+出汁で
ブラックペッパーが効いている。
醤油も鹹過ぎず、豚と旨味もくどくなり過ぎずと、
自分くらいの年齢には丁度の塩梅。
麺を食べ終えれば、汁は底に僅かに残る程度。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
{G系}は久方振りの気がするが、
良く出来ている。
次こそは《醤油とんこつ》だな(笑)。