RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ラー麺 ずんどう屋@新宿 2015年11月21日(土)

【TOHOシネマズ】裏手に在る『次郎』を背に
正面左手の路を【新大久保】方面に100mほど直進。


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店内はかなりの広さ。
ざっと数えたかぎりでは、四人掛けのテーブルが六卓、
厨房を囲むカウンターに、窓際にも柱を囲むL字型のカウンター。

11:50の入店で先客は十六、
その後食べ終わって出るまでも続々の来客。

店員さんは元気いっぱいで、場所柄か
(映像で見るような)ホストクラブっぽいノリ。

オーダーは直接、支払いは渡された伝票を手に
食後に入り口前のレジで。

食したのは、直近で提供が始まった
濃厚魚介豚骨つけ麺。
値段は1,030円とデフォで初体験の高額。

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メニューにも記載されているが、「お時間頂きますが
大丈夫ですか」と、念を押される。


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その間は、最初に出された高菜でも
つまみながら待つから、全然大丈夫。


十一分ほどで、麺とつけ汁、割りスープの入ったポットがセットで供される。


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麺は中、やや細、ストレート、僅かにカール。
濃い麦色に、茶色い粒子が点在する全粒粉。

表面は滑らか、するっとした啜り心地。
やや軟らかめでもちっとした噛み応え。

量は300g十分にある。


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つけ汁は豚骨魚介

「よくかき混ぜてお召し上がり下さい」と声が掛かるが、
赤っぽい油が、かなりの量分離して見える。

10cm四方のぱりぱりした厚みのある海苔の上には大量の魚粉。
これは粒子がかなり細かい。

更には黄色いモノが見えるが、どうやら素揚げをした檸檬の皮のよう。
初めてだな、こんなトッピングは。

魚粉を除けて撹拌すると、かなりの粘度。
どろんどろんで麺への纏わり付きは十二分。

辛味油が相当効いており、ピり辛が時々喉に響くが
基本は濃厚でやや甘みのある豚骨の旨さ。

魚粉を少しづつ、さらさらと溶かしながら食べ進めば、
濃厚さもいや増し、ここ暫くで食べた中では一番
胃に効いた。


それ以外の具材は、チャーシュー、玉子。


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チャーシューは醤油味の染みた花札大の薄目が三枚。
芳ばしく軟らかい。

玉子は半分。
味も色も薄く付き、
黄身は蕩け濃厚。


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折角だからと、ポットの割りスープも注ぎ、
高菜も投入し、食して見る。

「あっさりチキンスープ」と書かれているけれど、
いやいや、かなり白濁し、白湯を少しだけ薄めた感じなんですけど。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


全体的に悪くはないんだけど、
価格とは釣り合っていないなぁ。