RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ラーメン良馬@大井町 2014年12月30日(火)

今年の食べ納めは特に干支の語呂合わせではないけれど、
7月にできた標題店。


場所は【中央口】に出て右手に【東京三菱UFJ】を
左手に【阪急】を見ながら直進。
【光学通り】の入り口を左に見ながら10mほど。

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店内は厨房に向いた五席のカウンター。
壁や窓に向いた二人が向かえる造り付けのテーブルが四か所。
11:30の入店で先客は一、
その後食べ終わって出るまでの来客も一。

オーダーは各席に置かれたメニューを見ながら直接。
会計は食後に店奥のレジで。


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食したのは、
2.馬骨スープラーメン 馬肉燻製入り。
値段は880円。

「14時まで替玉無料!」とも記載されているので、
これは頃合いを見てお願いしようか。


ものの数分で、オーダーしていない一皿が
目の前にとんと置かれる。

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モヤシ・キャベツ・人参・木耳。
所謂、野菜炒めか。
胡麻油も掛けられ芳ばしい。
サービスかな?
後でラーメンに入れてもいいんだろうか?
でも、替玉を待つ間に食べてもよいかも、
などと考えながら更に数分、
わざわざ厨房から出て、丼が供される。
カウンター越でも良かったんだけど。


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う~ん、やっぱり全面が具で覆われているのって嬉しい。
馬肉・玉子・メンマ・木耳・海苔。
中央には白髪葱と分葱。


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麺は細ストレート、僅かに捻じれ。
あくまでも印象だけれど、トンコツラーメンのそれを
やや太くした感じ。

表面には多少粗さが残り、スープの絡みは十分。
芯が微かにある茹で加減も好ましい。

量は100gくらいだろうか。


スープは、丁度、良質なバターを溶かした塩梅。
ややの脂を感じ、でもとってもクリーミー
骨ベースのスープで、こんなに滑らかな一品は
嘗て無かった。

そして臭みは微塵も無く、豚骨とも鶏ガラとも
牛骨とも明らかに異なる、初めての味わい。
これが馬か。


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馬肉の燻製は、短冊大。
思いの外、弾性がある。
一口で頬張ろうとしたが、大人しく口の中に入ってくれない。

しっかりした歯応え、そして薫香。生ハムとハムの
丁度中間な感じだが、これで+150円は微妙なところ。


玉子は、黄身がかちんかちんに茹ったものが半分。
濃い味付けが中まで沁みている。


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メンマは太い拍子木状。
さくりとした食感。
色は薄目ながら、ちゃんと味も付いている


海苔は10cm四方が一枚で
良い香りがする。


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替玉をお願いすると、思いの外、短い時間で供される。
葱類も二種がトッピングされているのは嬉しい。

しかし、はて、これは先ほどと同じ麺だろうか。

量も100g強ありそうだし、やや軟らかめ、
捻じれも強めなんだが・・・・。


待つ間に、先ほどの野菜炒めを2/3ほど食し、
残りの1/3は丼に投入するがこれはちょっと失敗だったかも、
スープが薄まってしまった。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

馬骨との水平思考は斬新で、アリな一品。

ただ脂の味に特色があるから
好き嫌いは判れそう。