「!」を数えると八回目の標題展。
会期は~7月6日(日)まで。
会期初の週末と言うこともあり、
そこそこの人出を期待したのだが、
折からの雨天のせいだろうか、
会場内に自分以外に人影は無し。
そこそこの人出を期待したのだが、
折からの雨天のせいだろうか、
会場内に自分以外に人影は無し。
それでも3階に置かれた
アンケートの回収箱には
何枚かの回答も入れられているようで、
コンスタントに来場者はあるのだなと
ちょっと安堵する。
アンケートの回収箱には
何枚かの回答も入れられているようで、
コンスタントに来場者はあるのだなと
ちょっと安堵する。
計三十三名の展示は、見慣れた名前あり、
既知ではあるものの、随分と表現が変化している作家さんあり。
既知ではあるものの、随分と表現が変化している作家さんあり。
変っていなければ、一年ぶりの邂逅は懐かしくもあり、
それなりに眼を楽しませてくれる。
それなりに眼を楽しませてくれる。
正統性を感じさせる鯛や蛸の描かれ方を含めて
アンバランスになってもおかしくはないのに
不思議と統制がとれている。
アンバランスになってもおかしくはないのに
不思議と統制がとれている。
『山岸千穂』の〔春嵐〕で
夜桜に魅入っているのは骸骨。
しかしそのカラダのしなりは妙に艶めかしい。
夜桜に魅入っているのは骸骨。
しかしそのカラダのしなりは妙に艶めかしい。
頭の両には細い角も生え、
してみるとこれは般若なのか。
してみるとこれは般若なのか。
美しさや儚さに思い至った時には、
鬼神の心も融けるとの寓意だろうか。
想像を逞しくしてしまう。
鬼神の心も融けるとの寓意だろうか。
想像を逞しくしてしまう。
猫や兎に癒される作品、
美人の面立ちにうっとりする作品、
今年も幅広い出展で我々を楽しませてくれる。
美人の面立ちにうっとりする作品、
今年も幅広い出展で我々を楽しませてくれる。