
今週『ACC』で開催されているのは、標題の二展。
先ずは『宝居智子』の蝶が美しい。
燐粉を撒いて艶やかな色彩で、ひらりと身を反す。
人物画も一点、展示されていたが、
これは面立ちが、(個人的には)今だし。
燐粉を撒いて艶やかな色彩で、ひらりと身を反す。
人物画も一点、展示されていたが、
これは面立ちが、(個人的には)今だし。
『遊座愛貴生』は獣面半身のキマイラ。
ありがちな着想ではあるものの、
獣の描写が生々しい。
一方、人体の方はと言うと、
これがどうにも、かなり肉が弛んだ中年女性の様な、それ。
意図した描写ではあろうものの、
かなり萎えてしまった。
ありがちな着想ではあるものの、
獣の描写が生々しい。
一方、人体の方はと言うと、
これがどうにも、かなり肉が弛んだ中年女性の様な、それ。
意図した描写ではあろうものの、
かなり萎えてしまった。
『ヨシダシオリ』は
水彩5点、油彩4点。
何時も通り、全てに顔が描かれておらず、
赤い服が、ゆらりと翻る。
水彩は、すっきりとした印象。
油彩は、立ち姿の二点が、うむう、
足が太くなったのではないか?
水彩5点、油彩4点。
何時も通り、全てに顔が描かれておらず、
赤い服が、ゆらりと翻る。
水彩は、すっきりとした印象。
油彩は、立ち姿の二点が、うむう、
足が太くなったのではないか?
後者では、矢張り、
イチに『中田いくみ』、次いで『兎月結花』なのだが、
『中田いくみ』の五点は何れも既見、
『兎月結花』の九点の内、小品は例によって『クリムト』のそれを彷彿とさせる
髪型の女性の範疇に留まる。
大き目の作品の表現が、より面白い。
イチに『中田いくみ』、次いで『兎月結花』なのだが、
『中田いくみ』の五点は何れも既見、
『兎月結花』の九点の内、小品は例によって『クリムト』のそれを彷彿とさせる
髪型の女性の範疇に留まる。
大き目の作品の表現が、より面白い。