席数345と、広めの【シアター6】の入りは
四割程度と、かなり淋しい。
客層は、小・中・高の少女連れが圧倒的に多く、
勿論、主演男優狙いということは一目瞭然だが、
それにしても騒がしい。
四割程度と、かなり淋しい。
客層は、小・中・高の少女連れが圧倒的に多く、
勿論、主演男優狙いということは一目瞭然だが、
それにしても騒がしい。
あれだけ、上映前のワーニングで
「上映中はお静かに」と言っているのに、
全然聞いてやしない。
しかも、落ち着きも無く、席の背中をかなり蹴るしな。
おいおい、これも同時に「やってはいけません」と
言われていたでしょ、と毒づきたくもなるよねぇ。
「上映中はお静かに」と言っているのに、
全然聞いてやしない。
しかも、落ち着きも無く、席の背中をかなり蹴るしな。
おいおい、これも同時に「やってはいけません」と
言われていたでしょ、と毒づきたくもなるよねぇ。
ま、これを機に、映画館に通うようになれば、
段々と、改まっていくんだろうか・・・・。
段々と、改まっていくんだろうか・・・・。
患者の話に丁寧に耳を傾け、
縷々カルテを記入する『一止』。
それが、以降の『雪乃』のとの関係の一歩であり、
且つ、彼のその後の医師人生を決定付ける、
大きな出会いであった。
縷々カルテを記入する『一止』。
それが、以降の『雪乃』のとの関係の一歩であり、
且つ、彼のその後の医師人生を決定付ける、
大きな出会いであった。
『二宮』クンに較べると、演技では劣る『櫻井』クンを主役に据えたことは、
(いくら雰囲気が原作とあっていると言っても)かなりの不安材料だったのだが、
蓋を開けて見ると、以外と良い。
(いくら雰囲気が原作とあっていると言っても)かなりの不安材料だったのだが、
蓋を開けて見ると、以外と良い。
勿論、泣きのシーンでは、下手さが露呈してしまい、
貰い泣きするのは、前述の女性達だけだが、
主人公が愛読する『漱石』の作品から
抜け出した様な主要登場人物の語り口と相まって
却ってぴったりとはまっている。
貰い泣きするのは、前述の女性達だけだが、
主人公が愛読する『漱石』の作品から
抜け出した様な主要登場人物の語り口と相まって
却ってぴったりとはまっている。
本作で描かれているのは、
色んな意味での旅立ちと成長なのだが、
注意して観れば、一見関係無さそうなエピソードも
全てその一点を指し示していることが判るだろう。
色んな意味での旅立ちと成長なのだが、
注意して観れば、一見関係無さそうなエピソードも
全てその一点を指し示していることが判るだろう。
宣伝の惹句にある様に、「泣ける」作品では無いけれど、
ココロがほわっと暖かくなる、
まずまずの良作である。
ココロがほわっと暖かくなる、
まずまずの良作である。