RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

のりや食堂@大井町 2011年9月4日(日)

場所は【ヤマダ電機】の丁度裏手に当たる。

初出店の時には、
「東京に出来た、和歌山(風)ラーメンの店」と
マスコミにも取り上げられ、
何時前を通っても、行列の絶えない繁盛ぶりだった。

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その後、「食堂」の文字が追加され、
定食類も扱うようになり、
本日の訪問は、前述の頃以来だから随分と久し振り。
勿論、以前には無かった〔つけ麺〕類が
メニューに追加されたことを知っての上である。

11:30のイの一番に入店。
その後20分程度の間に、十人の来客と
かなりの繁盛ぶり。

店内は十席程度のストレートのカウンターと
四人掛けのテーブルが三卓。


入ってすぐ右側にある券売機で食券を買う。

食したのは、つけそば(味付玉子入)。
値段は830円。

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麺は細平ストレート。
黄身掛かった稲庭饂飩様。
ぷっつりとした噛み応え、
艶やかな表面に相応しい、すっきりした喉越し。
ラーメンとは異なる麺を使っている様だ。
僅かに捻りを加えた盛り付けも美しい。
表面には刻み海苔。
しかし、量が決定的に少ない。
下には氷が忍ばせてあって、これである。
+150円で大盛りにする手もあるが、
それではC/Pが悪くなる。
何れにしろ、これは辛い。

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つけ汁は動物系の醤油。
豚骨の独特の匂いが強く薫る。
粘度は低いが、色も濃く、かなり胃に響く味わい。
表面には擂り胡麻と刻み葱がたっぷりと乗り、
麺に絡む。

中には、チャーシューとメンマ。

チャーシューは子供の掌大が二枚。
厚みはあり、味付けも悪くない。

メンマは濃い色と味。
繊維が歯にあたる、ごりりとした食感。

トッピングの玉子は硬めの茹で加減。
表面の色共々、濃い目の味付け。



評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
麺量の少なさに異議アリ。
加えて、初めて食べた時のインパクトも
今となっては凡庸にさえ感じてしまう。
時間の流れを、改めて思った。