RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

帰ってきた りったいぶつぶつ展@Bunkamura Gallery 2011年3月18日(金)

【渋谷】に人がいない。
もとい。
ゴーストタウン化しているわけではなく、
平常の1/3~1/2程度の出である。

確かに、行き来の足は保証されていない。
余震も変わらず続いている。
計画停電は行われているし、節電も広がっている。

ため、休んでいる店も多い(『H&M』とか)。
営業している店も、中に入ると薄暗い。
でも、商品を選ぶのに不自由は無いし、
何と無く、くすんで見えるのは、
単純に客が少ないからだろう。

でもね、三~四十年前は、
全てがこの調子、だったんじゃあないかなぁ。
それを思い起こせば、
十分に許容範囲でしょ。


美術関連も例外ではなく、
TWS渋谷』だってこんな感じだし・・・・。
イメージ 1


だから、健気に営業して呉れているギャラリーからは
ホント、元気が貰えるし、有り難い。

イメージ 2

とは言うものの、館内の客はゼロ(自分は、所謂「客」ではない)。
関係者の姿だけが目立っている。
今日が初日なのになぁ。
従って、赤シールも殆んど付いていない。

本展は二年前に開催された”りったいぶつぶつ展”
第二弾。
四十名近い作家の作品が展示されている。

山崎龍一』の作品は二体。相変わらず深遠な言葉を「つぶやいて」いる。
何とか手が届きそうな値段も好ましい。

『江本創』の魔生物的標本も二体。例によって絶妙な質感。

『佐藤久雄』の女性の半身は、生き人形の様な気配が息づく。

『Chapuri』の人形は素晴しく儚げだ。


何時もどおり、多くの作品にココロ震える。