
会期は~4月29日(日)まで。
で、先ずはこちらの【本郷】分から。
1階フロアーに展示されている
『マティアス・ヴェルムカ&ミーシャ・ラインカウフ』の〔Drifter〕。
部屋の奥、隅の方には、旧式のアナログテレビが積み上げられている。
そこに映し出されているのは、見慣れた街の風景、
ビルの壁面であったり建物の屋上であったり、と
何の変哲も無い。
『マティアス・ヴェルムカ&ミーシャ・ラインカウフ』の〔Drifter〕。
部屋の奥、隅の方には、旧式のアナログテレビが積み上げられている。
そこに映し出されているのは、見慣れた街の風景、
ビルの壁面であったり建物の屋上であったり、と
何の変哲も無い。
が、暫らく眺めていると、画面に変化が起る。
人が移動しているのが見える!!
画面の下から上に、右から左に。
しかし、その場所が問題で、
基本先に挙げた様な途轍もなくキケンな場所
(高い橋桁の上や、ガスタンクの天辺に繋がる梯子、
なんてのもあった)。
当然、許可は取っているんだろうが、
それにしても、何の衒いも無く、
当然の様にぽ~んと提示されると
一瞬、虚を突かれてしまう。
人が移動しているのが見える!!
画面の下から上に、右から左に。
しかし、その場所が問題で、
基本先に挙げた様な途轍もなくキケンな場所
(高い橋桁の上や、ガスタンクの天辺に繋がる梯子、
なんてのもあった)。
当然、許可は取っているんだろうが、
それにしても、何の衒いも無く、
当然の様にぽ~んと提示されると
一瞬、虚を突かれてしまう。
2階手前の小部屋
『木戸龍介』の〔無用之用〕にも笑わせて貰った。
『木戸龍介』の〔無用之用〕にも笑わせて貰った。
これも、日常のありふれた文物が加工を施され、
何かしら異なる意匠を纏ったものに変容している。
例えば、入浴剤の「バブ」は彫刻をされ、
何になっているのだろう?
何かしら異なる意匠を纏ったものに変容している。
例えば、入浴剤の「バブ」は彫刻をされ、
何になっているのだろう?
3階
『荒木悠』の〔ALMOST DOWN〕。
胡桃を割る為に、高所から咥えては落とすを
繰り返す烏の映像。
飛び立ち、落下させ、割れていないことを確認し、
再び咥えて飛び立つことを何回も何回も。
『荒木悠』の〔ALMOST DOWN〕。
胡桃を割る為に、高所から咥えては落とすを
繰り返す烏の映像。
飛び立ち、落下させ、割れていないことを確認し、
再び咥えて飛び立つことを何回も何回も。
烏の賢さを示す有名な話ではあるし、
観たこともある内容ではあるが、
反復性が何ともユーモラス。
観たこともある内容ではあるが、
反復性が何ともユーモラス。
果たして、この烏は、
胡桃を食べることができたのだろうか?
胡桃を食べることができたのだろうか?
当館での展示は計六組。
内、三組が映像作品。
内、三組が映像作品。