RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

REAL OSAKA-大阪発12人の提供でお送りいたします。-@Bunkamura Gallery 2009年7月30日(木)

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いや、面白い企画だ。

例によって即売も兼ねた展示会だが、作家によっての売れ具合(赤シールの付き具合)の
差が大きい。

ただ、なんだかんだ言って、他の展覧会で観ている作家が多い。
『寺村利規』は”トーキョーアートアワード丸の内 2009”
(相変わらず、画中の人物の視線は交差していない。二人描かれているのに、寂寥感が漂う)、、
『阿部岳史』は”project N 37”で、
等々。


今回の新たな収穫は、『Chapuri』。
創作人形なのだが、非常に儚げ。
一部の人には、この表現でどうだろう?
”上品な『シレーヌ』の子供の頃”
繊細な羽根と髪、途中から木と同化していくカラダ。

屋外に実際に持ち出して撮った写真が添付されているのだが、
こんな妖精ホントにいるかも、と思わせる雰囲気。

巣に丸まって寝ている姿も含めて、妖しい中に
愛らしさが漂う。


それ以外にも『高橋淳』の線で描かれた人物画、
『小松孝英』の日本画等、大阪のパワーをまざまざと感じる。