RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

The 3rd COREDO Women's Art Style <Spring Story 2011>@COREDO日本橋 2011年3月12日(土)

此処も軒並み、
イメージ 1
この表示だらけ。
店内は薄暗く、閑散としている。

イメージ 2
幸いなことに当該展は、
エレベーター周辺の集中しているので、
まず見逃しはおきない。

それでも、B1Fの
『杉浦藍』の作品などは
ホワイトデーのコーナーに押しやられ、
近づいて観ることもできず、
展示姿勢を疑ってしまう。

また、1Fへのエスカレーターの途上の展示は
例年と一緒だが、
『本田菜津美』のミクストメディアは
時計の薄い部品で構成される、
繊細な優れもの。
もっとじっくり鑑賞できる環境が欲しかった。

4Fの『フジモトアヤ』の各種「かぶりもの」。
ごてっとした質感がかなり良く、
千と千尋〕の『湯婆婆』の髪型を思わせる、
巨大なヅラにも見え、心そそる。

白眉は3Fに展示されている『富田菜摘』の〔さんざん待たせてごめなさい〕。
計八体の紙製の人形には、『山崎俊二』や『佐藤奈々』といった名前が付けられ、
同時に「日本経済新聞」「Seventeen」といった紙誌サブタイトルも。
どうやら、これらの人形は当該紙誌を使って作成されている様で、
顔・洋服の模様の部分と、適宜な選択で、
つい見入ってしまう。
加えて、此処では、瞳の中を、よ~く覗き込んで欲しい。
虹彩の中に、何が見えるかな?
そのウイットに富んだ表現に、
思わずニヤリとさせられる。


本展は『COREDO室町』や『日本橋三井タワー』にも
一部作品は展示されているのだが、
時節柄、高層階を含む建築物には
足を踏み入れたく無く、忌避。
またの機会があるさ。