RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ネオ・リアリズム ―新たな時代の空気―@Bunkamura Gallery 2010年12月29日(水)

ギャラリーや公設の美術館は
押並べて年末・年始の休業で、
目の保養には不如意なこの頃だけど、
百貨店併設の美術館や催事場での展示は
全く無関係に開催されているのが有り難い。

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最近流行の「リアリズム」である。

今日が初日のギャラリー内は、
思いの外、閑散。
係員さん達の会話が、それとはなしに聞こえて来る。
さっきまではかなりの混雑だったらしい。
が、それも、開演待ちの時間潰しの人が多い様で、
やれやれ勿体無いことだと、独りごちる。

ではあるが、売れセンの作家さん達の作品を並べたことで、
かなりの点数には赤いシール。
最低価格が数十万円~、なのに、これだものね。
人気の程がうかがい知れる。

大好きな、
石黒賢一郎』『塩谷亮』『龍口経太』『平林貴宏』の作品が
多く並べられ、加えて「参考出展」の表示があるって事は、
心置きなく眺めて居られる、ってぇことだよねぇ。

例えば、『石黒賢一郎』の〔性態実験〕なんて、
そうそう観られる機会があるわけじゃあないでしょ。

一方、『平林貴宏』の作品は妙にさっぱりしていて、
何と無くの違和感があったりする。

何とか時間を作って、
もう一回行っておきたいものだが・・・・。