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山本冬彦が選ぶ若手作家小品展Ⅰ@ギャラリー枝香庵 2013年5月18日(土)

ギャラリーや美術館を廻る人間にとっては、
そこに置かれているチラシやポストカード等は貴重な情報源。

で、入手場所は忘れてしまったけど、
何ともソソラレル作家さんの名前が記載されている
カードを入手し
会期は~今月21日(火)までなので、
唯一訪問可能な週末に伺う。

場所は【三丁目】。
【並木通り】から僅かに入った
ペンシルビル

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入り口に看板はあるのだが、
そのまま入ると階段しか見当たらない。

このまま、徒歩で八階まで登れと言うことか。
まさか、そんなことはあるまいと、
再度入り口付近を良く見渡すと、
「エレベーターをご利用の方はこちら→」の掲示が有り
一旦、ビルの脇の路地に廻れば、別の入り口が。

しかし、エレベーター内には「7」までのボタンしかなく、
そこから先は、徒歩での移動の様子。

七階で降りると、階上のドアに更なる案内。

イメージ 2


そう言えば、一階の看板には「RF」と書いてあったな、
なんかロフト見たいで楽しそうだ。

ギャラリー自体はかなり狭い空間。
が、それを補う様に、階段脇の壁も使い、上手く展示されている。


目的の第一は『山崎龍一』。
お馴染みのソバカスの子供が、(よくあるように)身を隠す様に
置かれ、更には「全部で四点あります。探してご覧」と言った
挑戦状まで貼られている。いいね、いいね、こ~ゆ~遊びゴコロは。

『平林孝央』の作品は二点。何れも小品。幻想的な雰囲気が良い。

で、今回の思わぬ収穫は『本木ひかり』の作品で、
唇を赤く腫らした女性が、上目遣いに見つめている。
背景を色々と妄想できるし、何よりもその面立ちが好ましい。


一点が数万円~と、比較的手頃な価格の故か、
もう半数以上には赤丸シール。

成る程と、納得する。