一般の入場料は千円だが、事前に700円で購入済み。
最も瞠目すべきは『福田尚代』。
その偏執的な作風は見ていても思わず頭が垂れてしまう。
その偏執的な作風は見ていても思わず頭が垂れてしまう。
本に刺繍がされている。頁を破くこと無しに。
しかも相当量の冊数。途方も無い労力。
しかも相当量の冊数。途方も無い労力。
名刺にも刺繍が施されている。
しかも印刷されている字をなぞる様に。
結果、社会的な地位や肩書き、名前自体が持つ意味性さえ消えてしまい、
純粋に文字そのものが持つカタチに行き着いてしまっている。
しかも印刷されている字をなぞる様に。
結果、社会的な地位や肩書き、名前自体が持つ意味性さえ消えてしまい、
純粋に文字そのものが持つカタチに行き着いてしまっている。
文庫カバーと帯が展示されている。
しかも、常とは異なり、パラフィン紙に印刷されたそれの様に極薄。
反対側が透けて見え、印刷されている文字も漸う読み取れる程度。
これは、何らかの手法で、紙を薄~く磨いで行ったのだな。
しかも、常とは異なり、パラフィン紙に印刷されたそれの様に極薄。
反対側が透けて見え、印刷されている文字も漸う読み取れる程度。
これは、何らかの手法で、紙を薄~く磨いで行ったのだな。
本に彫刻が施されている。背表紙は間違いなく、本。
それが反対側に回ると、まるで木に彫り込まれているように見える細工。
見事だ。
それが反対側に回ると、まるで木に彫り込まれているように見える細工。
見事だ。
そして、回文。壁面一杯に書き込まれている。
それ以外にも、本や文字に対する思いが、
痛い程に伝わって来る。
痛い程に伝わって来る。
本展は5月5日まで。