周辺では、それ以外のイベントが開催され、
また他のギャラリーもあり、アート関連の散策にはもって来い。
また他のギャラリーもあり、アート関連の散策にはもって来い。
当該展の主旨はそれとして、
本日の来訪目的は『菅野静香』。
見事、審査員奨励賞を受賞とのことで、新作を観にやって来たわけだ。
しかし、返す返すも残念なのは、東京を離れていた期間に、彼女の個展が開催されていたこと。
ま、過ぎたことは何時までもくよくよしてもしょうがない。
一点だけでも鑑賞できる機会と情報を得ただけでも由とするさ。
本展の入場料は400円だが、Webページから入場引換券を印刷すれば無料だし、
入り口付近のラックにも無料入場券が置かれている。
そのせいもあってか中はそこそこの混雑。
女性の入場者が多いようだが、美術関連の学生かな。
入り口付近のラックにも無料入場券が置かれている。
そのせいもあってか中はそこそこの混雑。
女性の入場者が多いようだが、美術関連の学生かな。
かなり入り組んだ展示室には四十点弱が展示されている。
今回の作品群を俯瞰して感じたのは、ポートレートと自然との係わりを描いた作品の多さ。
また、アクリル絵の具の使用も多かったな。水墨+アクリル、とか。
今回の作品群を俯瞰して感じたのは、ポートレートと自然との係わりを描いた作品の多さ。
また、アクリル絵の具の使用も多かったな。水墨+アクリル、とか。
そんな中での『菅野静香』は、縦長の作品。
蝶・花・象の面といったお約束のアイテム。
後姿の少女は、花の中に一歩を踏み出そうとし、振り向きかけている。
褐色に近い肌には、力強い筋肉。
同系色の服には、白く細い線で、花や蝶が描きこまれている。
たおやかさと強さを兼ね備えた彼女からは、そこはかとない
悲しさも伝わってくる。
つい佇んでしまう。何度も見返してしまう。
蝶・花・象の面といったお約束のアイテム。
後姿の少女は、花の中に一歩を踏み出そうとし、振り向きかけている。
褐色に近い肌には、力強い筋肉。
同系色の服には、白く細い線で、花や蝶が描きこまれている。
たおやかさと強さを兼ね備えた彼女からは、そこはかとない
悲しさも伝わってくる。
つい佇んでしまう。何度も見返してしまう。
至福な時間である。