サブタイトルには”ベルギー王立美術館コレクション”とある本展。
入場料は一般1,000円だが、新宿界隈のディスカウントチケットでは500円が再安。
11月29日の会期末迄には間があるのにやって来たのは、
上記も勘案して、さほどの混雑では無いだろうとふんでのこと。
入場料は一般1,000円だが、新宿界隈のディスカウントチケットでは500円が再安。
11月29日の会期末迄には間があるのにやって来たのは、
上記も勘案して、さほどの混雑では無いだろうとふんでのこと。
中は案の定、空き空きで、ゆったりと鑑賞できる。
とは言っても、全展示数は七十弱。
ゆっくり見ても、そんなに時間が掛かるわけではい。
とは言っても、全展示数は七十弱。
ゆっくり見ても、そんなに時間が掛かるわけではい。
”ベルギー近代絵画”とは言うものの、フランス画壇との関わりで語られ、
{バルビゾン派}から{フォービズム}に到る
1800年中盤から1900年初頭の両国の絵画の流れが、
対比されながら展示される。
が、影響という側面だと、フランスからベルギーへの、
ほぼ一方通行の流れに思える。
{バルビゾン派}から{フォービズム}に到る
1800年中盤から1900年初頭の両国の絵画の流れが、
対比されながら展示される。
が、影響という側面だと、フランスからベルギーへの、
ほぼ一方通行の流れに思える。
特に良かった一点を挙げれば、
『フェルナン・クノップフ』の〔ヴァン・デル・ヘクト嬢の肖像〕。
縦37×横29cmの小品。
正面から描かれている少女の、頬は透き通るほどの白。
ほんのりピンクに染まり、青い服と金色の髪の中に映えている。
少し小さめながら、円らな瞳は真直ぐ前を見つめている。
儚げな一瞬が、見事に捉えられている。
『フェルナン・クノップフ』の〔ヴァン・デル・ヘクト嬢の肖像〕。
縦37×横29cmの小品。
正面から描かれている少女の、頬は透き通るほどの白。
ほんのりピンクに染まり、青い服と金色の髪の中に映えている。
少し小さめながら、円らな瞳は真直ぐ前を見つめている。
儚げな一瞬が、見事に捉えられている。