【新橋駅前ビル1号館 地階】の貝料理専門店が
昼時にラーメンを供する二毛作。
当初は《寿司》とのセットも供されていたようだが
現状では《海鮮丼》との組み合わせのみのよう。
で、そのラーメンも貝繋がりからだろう
『虎武@虎ノ門』監修とのこと。
同店と関わりのある店で食べるのは、
これで何店目だろうか(本店も含めて)。
店内は厨房に向いたストレート八席のカウンター、
四人掛けのテーブルが四卓。
店の外にもテーブルはあり、
二人掛けがニ卓、四人掛けと一人掛けが各一。
12:50の入店で先客は六。その後
食べ終わって出るまでの来客は五。
券売機は店の外。
食したのは、
貝出汁塩ラーメン+大盛り。
値段は880+100で980円。
食券を渡してから4分ほどの待ちで供された一杯。
塩の割には茶色い色味も。
ただ上の方は澄んで、下の方は濁っている。
麺は中、やや細、平、縮れ。
表面はつるつるした唇のあたり。
ずるっと啜ればもっちりな噛み応え。
ぴろぴろっとした食感も心地好い。
量は180gほどか。
スープは豚のベースに乾物主体の魚介、
それに貝のカエシのよう。
が、上手く混ざっていないのか、
最初の方は動物+魚介の味しかしない。
麺をかなり食べ、蓮華でぐるんと撹拌すると
ようやく貝の味が流れ出す。
旨味にムラがあるようで、
作り方の問題かなぁ。
ただ、味そのものは悪くないので
あらかたを飲んでしまう。
チャーシューは花札大、薄めのバラ肉が四枚。
ほろっと崩れる軟らかさに、脂肪の旨味。
とは言え、残念なことに切り置きの匂い。
メンマは太い拍子木状が二本。
発酵香と程よい味付け
こりこりな歯ざわり。
青葱と三つ葉もトッピング。
鳴門も一片。
海苔一枚は厚みがあり香りも良い。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
素材のバラツキと首を傾げる作り方。
なんとなくちぐはく。