RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

とりジンジャー@御徒町 2023年5月3日(水)

開店時間が11:30~と遅めなのに加え、
日・月・祝が定休、
オマケに事前予約制なので
自分にとってはかなり高いハードル。

しかし、何気にTwitterを確認したら、
GW中は営業との告知が出ており、
これ幸いと早速予約を入れる。

場所は【昭和通り】と【清州橋通り】の丁度中間あたり、
御徒町公園】そば。

店内は壁に向いた一人掛けのテーブルが四卓、
二人掛けが三卓、
入り口付近には四人掛けの丸テーブル。

11:30丁度に店頭に立てば、
まだ準備中も
「予約の方ですが?」との声掛け。

その後、食べ終わって出るまでの来客は一で、
これなら個人情報を晒す必要は無かったかも(笑)。


券売機は入口左手。

食したのは、
しょうが香る塩ラーメン とりジンジャー 昆布〆半熟玉子のせ+あえ玉。
値段は990+220で1,210円。

食券を渡すと「あえ玉をお出しするタイミングは、オマカセで良いですか」と。
まぁ、食べるのは早いけど、問題なかろう。


そして7分の待ちで供された一杯。

目の前に置かれた途端に生姜が香る。好きな匂いだ。
それにしてスープの黄金色の輝きは素晴らしい。


正方形の海苔には白く店名とイラストが印刷。
海苔そのものも厚みがあり香りも良い。


チャーシューの上には刻んだ生姜、揚げ葱、
鷹の爪、カイワレ二本。

薬味類はおいおいスープに溶かして味変。

チャーシューは大人の手の大きさ、
低温調理の鶏肉の削ぎ切りが一枚。
しっとりしながらたっぷりの食べでで
べらぼうに旨い。


メンマは長めの穂先が一本。
薄味で軟らか。


味玉に昆布出汁は染みており、
しかし半分に割れば黄身はとろっと流れ出す。
もう少々、固めが好み。


麺は極細、ストレート。
表面粗くエッヂが立ち、ぱつぱつとし
さくさくの歯切れの良さ。

するっと啜れ、量は100gちょっとか。

三河製麺」の麺箱が置かれているよう。


スープは透明度の高い鶏塩。
生姜の香りは高く、ただ辛さの刺激はそれほどでもなく、
個人的には塩梅良し。

あまり強すぎても、鶏や塩の味が
判らなくなるし。

重すぎず、旨味もストレートに感じられ、
飲んでいても罪悪感無し。


中途、最初に出された粉末のジンジャーを投入し
生姜分をブースト。

自分達の世代には「太田胃散」に見えなくもない。


丁度、麺を食べ終わったタイミングで
《あえ玉》が供される。

麺が違って見えるが・・・・、茹で方の加減かな。

表面も滑らかで、太さもあり、軟らかく感じる。
量は100gほど。

タレは鶏塩出汁と鶏油か。

鶏肉も解してある。


良く混ぜで食べれば、旨味を強く感じて、
これは美味しいな。

そのままでも、つけ麺風でも、スープに投入しても、
どれもイケる。

結局、スープは完飲してしまう。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


二品の合わせ技で。

ただでさえ気温が高いのに
生姜のお陰で胃の辺りがぽかぽかするんだが(笑)