「@小田栄」の店に行ったのは
一年半ほど前のこと。
標題店は今年の3月1日にできた新店。
【川崎駅】を真中に、丁度対称の位置取り。
「RDB」では『河原町店』との表記。
【ラゾーナ川崎】の裏手に出て
【温泉通り】から【栄通り】に折れ北上。
更に【御幸通り】に入り250mほど進んだ右手。
店内は厨房を囲むL字型七席のカウンター。
11:05の着で満席。
一旦中に入り、左手に在る券売機で食券を購入後
外待ち。
その後、食べ終わって出るまでの来客は三で、
タイミングが良ければ、全然待たなかったかも。
着席したのは10分後。
食したのは
塩中華そば(中)。
値段は900円。
やはりココも幾ばくかの値上げになっている。
食券を渡す時に「身入り、で」を申請。
前回はできなかったからね。
それから5分ほどの待ちで供された一杯。
丼はあまり大きくないようだが、
これで「中」なのかしら。
「身」は左端に淡雪のように盛られている。
要は「背脂」も、かなりの純白。
一口含むと、さらっと溶け、
仄かに甘味。美味しい。
チャーシューはトランプ大のロース肉が二枚。
一枚は3㎜厚、もう一枚は5㎜厚。
共に、軽い味付けに、豚の旨味がちゃんとする。
メンマは極細で、
筍に近いこりこり食感。
葱は厚めに切られ、
力強いスープにはぴったり。
海苔二枚はトランプ大。
厚みもあり、香りも良い。
麺は太、平、縮れ。
表面は滑らかで、ずるっと啜れ、
むっと歯を立てれば、
むちもちの感触。
量は公称300gも、
そこまでには感じない。
スープは煮干し塩。
《醤油》と近似の感想。
ベースの煮干しの旨味がしっかりしているからか。
強すぎず、軽すぎず、塩梅が良い。
味の尖りもないし、
勿論、クセも苦みも。
底には柑橘香も潜む。
葱と脂を追いかけ、
七割ほどを飲む。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
改めてメニューを見なおすと
《和え玉》もある様で、
これなら《並》とセットで食べる手もあったなぁ。