一ヶ月ほど前に新規オープンした
商業施設【川崎デルタ】内の一軒。
標題地区のグループ店としては
これで何軒目なんだろ?
店内は厨房に向いたストレート八席のカウンター、
二人掛けのテーブルが十卓。
12:50の入店で先客は九。
意外と空いているなと思ったら、
その後は続々の来客で外待ちもできる。
券売機は入り口右手。
食したのは、「当店限定」の表示がある
特製油そば。
値段は780円。
食券を渡すと麺の冷温の確認が。
《つけ麺》では時々あるけれど、
《油そば/まぜそば》では初めてかも。
少々戸惑いながらも、冷たい麺をお願いする。
7分ほど待って
受け皿に乗った店名入りの丼に入った一杯が供される。
青葱がたっぷりと。
系列の他店でも見る、削りたての花鰹がふんわり盛られている
チャーシューは厚みがあり、
吊るし炙りをされているようで芳ばしい香り。
肉質が詰まり硬めだが、その分
旨味もしっかりする。
中央には卵黄。
濃い色付きのメンマが特徴的。
味も鹹いが繊維がはらりと解れ
やわやわとした歯触り。
海苔はトランプ大が一枚
先ずは混ぜ混ぜすることに専念する。
麺は中、厚みある平、捻じれ。
芯までしっかり茹り、
滑らかにするっと啜れたあとは
もちもちな噛み応え。
量は200gちょっとあるだろうか。
タレは深みのある醤油ベースのカエシと
乾物油との塩梅が良い。
ややクセのあるひねた旨味で、軽い甘さと鹹さと
魚介が主張する組み立て。
多めに入っているので
麺を食べ終えても、底の方にはだいぶんと残ってしまうのだが。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
やはりこのグループは店毎のコンセプトが明快で、
どこに行っても大きな外れがないのは嬉しい。
大井町あたりにも出店してくれないものかしら。