四年半ぶり二度目の訪問。
前回は《醤油》だったので、
今回は二本柱のもう片方《塩》を食べに。
店内は変わらず。
端の方は向き合いになったストレート八席のカウンター、
二人掛けのテーブルが二卓。
11:35の入店で先客は四も、
その後は続々の来客が十四ほど。
外待ちもできる。
券売機は入口右手。
食したのは、
純粋豚そば塩+半替玉。
値段は950+150で1,100円。
ラーメン本体、半替玉、
共に50円の値上げ。
食券を渡してから7分の待ちで供された一杯。
麺線は綺麗に整えられている。
大きな櫛のような器具を使い、
丁寧に揃えていたからな。
しかし、味の違いかもしれぬが、
トッピングが随分と寂しくなった気が・・・・。
チャーシューは短冊大が一枚。軟らか。
葱は一つまみ。
小さななイクラが九粒ほど。
あおさ は粘り気があり
磯の香りもして美味しい。
キューリのキューちゃんがちょこんと乗り
胡麻も振られている。
分葱は一本、直立。
麺は極細、ストレート。
表面やや粗で、ぱつんとし、
さっくりした嚙み応え。
喉越しは、するりとし、
量は100gちょっとか。
スープは豚塩。
表面の油は過少で、澄んだ琥珀色。
小さい匙すりきり一杯の塩を投入していた割には
鹹さは感じず。
豚の旨味がちゃんとし、それでいて
すっきり目の味わい。
七割ほどを飲んでしまう。
半替玉は、カエシと油を掛け回され、
供される。
量は、合わせて200gちょっとになろうか。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
変わらぬ美味しさも、
値上げと具材の違いには、
なんとなしの複雑な思いを抱いてしまう。