標題チェーンで{二郎インスパイア}の、それも
《蕎麦》を供しているとのこと。
どうやら{港屋インスパイア}は以前からあったようだけど。
加えて「ガスト(から好し取扱店)」での販売はないらしいので、
近隣だと【五反田】か【川崎】になってしまう。
標題店は【駅前大通り】沿いの
【チネチッタ】側。
店内一階はU字型十五席のカウンター。
三階にも席があるよう。
11:20の着で先客は五。その後
食べ終わって出るまでの来客は八。
またテイクアウトの来客も続々で
なかなかの繁盛ぶり。
オーダーは各所に置かれた写真入りメニューを見て直接。
会計は渡された伝票を持ち、食後に店奥のレジで。
食したのは、
好し郎 野菜増し盛りつけ汁そば(から揚げ・味玉付き)
値段は1,000円。
+100円で蕎麦二倍も考えたが、
量が判らないため、一旦、回避。
8分ほどの待ちで、四角い盆の上に、
麺とつけ汁、味変用の辣油がセットされ供される
野菜の盛り上りは大層なものだけど、
それ以上に大蒜の匂いが強烈。
つけ汁にもたっぷり入っている(白胡麻ではない)。
クラッシュして、さっと素揚げにしたもの。
それ以外は、青葱がぱらり降られている。
醤油の鹹さと味醂の甘さ、和風出汁の旨味が効いている。
蕎麦に合わせるには、少々強さが足りない感。
それを大蒜で補う趣向か。
麺の方の器には、野菜と
唐揚げ、味玉も盛り込み。
野菜の盛り上りはまずまず。
たっぷりモヤシに芯の部分が多いとは言え、
キャベツも視認できる量。
多少、しゃき感の残る茹で加減。
その上には、先の大蒜がこれでもか、と。
半分はそのまま、残りはつけ汁に投入も
味を足さなくても十分にイケる。
唐揚げ二個は「揚げたてをお持ちします」とのことで
熱々。
大きさは赤ちゃんの握り拳大。
外はかりかり、中はジューシーで
マヨネーズを付けなくても十分美味しい。
味玉は若干小振り。
表面は軽く色付き、白身も黄身も
かちんかちんに茹っている。
色は染みていても、味はそこまではない。
麺は細、ストレート。
挽ぐるみの濃い色味でエッジが立っている。
軟らかめの茹で加減、コシは感じず、
喉越しは軟らか。
量は150gほどか。
下に水切り用の笊が敷かれている
心遣いは嬉しい。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
味玉は不要で
麺を足した方が満足度は高かったかも。