これで「さぶろう」と読むのね。
【東(北口)】に出て目前の道を北上。
『たけちゃんにぼし』からの善い香りを右から受け
『TETSU』を左に見ながら
『港屋』インスパイア系と思われる蕎麦屋の隣。
店内は厨房を囲むL字型十席のカウンター、
四人掛けのテーブルが一卓。
13:00の入店で先客は八。その後
食べ終わって出るまでの来客は四。
券売機は入り口右手。
食したのは、
さぶろう油そば中盛(300g)。
値段は750円。
普通(200g)・大盛(450g)までが同料金。
カウンター越しに食券を渡すとすぐさまトッピング確認。
野菜増しだけをお願いする。
6分ほどで手渡された一杯は、見本写真通りに
野菜がかなり盛り上がり、湯気ももうもうと上がっている。
横から見てもこんな具合。
野菜の天面には脂と胡椒。
これを頼りにわしわしと食べ始める。
熱々で口中が火傷しそうだけと、
食感はしゃきしゃきよりも生に近い。
モヤシでさえそうなのだから、キャベツの芯ときたら
歯を立てるとこりこりと音がする。
嵩はあるものの量的には大したことはない。
卵黄、溶けるチーズ、辛玉。
チャーシューは大き目の乱角が一掴み。
味も沁みて軟らかめだし、何よりも
脂が甘くて美味しい。
野菜を六割がた食べたところで天地を返し撹拌する。
麺は中、厚みある平、捻じれ。
芯まで万遍無く茹り、軟らかめに振れている。
もちりとした噛み応えで格闘感はなし。
でも麦の旨味はそこそこ滲み出す。
量の体感は表示より少な目。
大蒜は入っていないハズなのに、
かなりの匂いがタレには。
たぶん、豚肉を漬けたものを、そのままカエシに使っているかと。
きつめの鹹さや尖りはなく、卵黄が加わり、チーズも加わり
まったりとした旨味。
野菜を増した分、味が薄まったかもだね。
卓上に、大蒜と生姜が置かれていたので、
特に後者で味変するべきだったかもしれない。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
店内も暑めなのに加え、野菜が熱々だったので、
食べ終わる頃には汗だくに。
限定で出されたいた《冷やし中華》が正解だったか。