久し振りに寿司が食べたい、
でもコロナが心配だからカウンター以外で。
しかも、あんまり高すぎると緊張するから、
カジュアルに行けるお店で、などと
なかなかに難しい注文。
であれば、駅ビル内のこうした店舗か。
最近ではさほど混雑もしていないようだし。
とは言え、カウンター・テーブルとも、
三三五五とお客さんはやって来て、なかなかの繁盛具合。
予約はしなかったものの
ムリなくテーブル席を確保。
そしてメニューは
コースの《煌~きらめき~》を。
ただ、以前は握りの貫数が
もっと多かった記憶。
実質的に値上げじゃ?と
思わぬでもない。
前菜は《山葵の茎》《湯葉》《鮪のヅケ》。
《山葵の茎》はきりりと辛く、
《湯葉》は大豆の味がしっかり、
《鮪》は脂が乗って味も濃く、これは握りが期待できそう。
《刺身》は赤身、白身、光ものの御定法通り。
鮪は勿論、他の二種も脂の乗りと香りが良好で
やはり寒くなると魚は美味しさが増すぁ。
《焼き物》はカンパチの西京味噌漬け。
香ばしい味噌の香りが鼻をくすぐる。
それにしても、この調理法で
カンパチは初めてかも。
握りの前に、つまみをもう少々。
《玉子焼き》
握りに使う素材を切り出しているのかな。
面白い包丁の入れ方。
出汁は弱めで、甘みは強め。
いかにもお寿司屋さんが作る味わい。
やはり寿司は五貫だと少々寂しい。
酢がふるっていて、赤酢?いやひょっとしてバルサミコ?
ネタも鮪と帆立は特に宜しい。
あおさ の味噌汁。
〆には《葛餅》。
お腹いっぱいではないけれど、
お酒もそこそこ呑んだので、
まずまずの満足感。
日本酒、ビール、ハイボールなと合わせ、
お代は1.7万円ほど。