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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ヘルシンキ・スクール写真展 風景とその内側@資生堂ギャラリー 2009年7月11日(土)

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開催の主旨はこんな感じ
(8月9日までの開催期間。その間はこのURLでリンクするだろう)

出展作家は4名。どれも透明感のある、空気の張り詰めたような写真だが、
特に気に入ったのは『スサンナ・マユリ Susanna Majuri』。

冷たい水の中に女性が一人か二人。お話の一場面を切り取ったように
いわくありげに沈んでいる。そして思わせぶりなタイトル。
水はあくまでも透明で、森や山を映し出している。
シリーズ化して多数展示しても十分に面白そうだ。

次に、『アンニ・レッパラ Anni Leppälä』。
風景や建物の中を背景に、少女が写っている。しかし、彼女の顔は
けして見ることができない。あるものは仮面で、あるものは景色で、
意図的に隠されているから。
画面から感じられるのは、言いようの無い不安?

どれも独特の世界観が見るものの眼を釘付けにする。