本年5月オープンの新店。
場所は両駅の丁度中ほど【中原通り】沿い。
【荏原病院】へ向かう道のとば口角。
店内は厨房を囲むL字型七席のカウンター。
10:58の店頭着で既に営業中。
先客は四、食べ終わって出るまでの来客はゼロ。
券売機は入り口右手。
食したのは、
地鶏中華そば(醤油)+大盛。
値段は850+110で960円。
ロット三杯で作られているようで、
13分ほどの待ちで供された一杯。
テボでの湯切りがもの凄く丁寧。
こんなに念入りに作業している店を初めて見たかも。
チャーシューは大人の掌大、
3㎜厚の低温調理のロースが一枚。
香り良く仕上がっているのだが、
一部筋っぽい箇所があり。
青葱はちょこんと盛られている。
メンマは細目の拍子木状、
こりこりとした歯触り。
麺は細、ストレート。
表面は滑らかで、つるりと啜れる。
軟らかくしんなりな口当たり、
ぷつりとした歯切れ。
喉の降下時も心地好い。
量は200gほどか。
スープは清湯醬油で
透明感のある琥珀色。
表面をたっぷりの鶏油が覆い、
香りも良く、最後まで熱々を保持。
鶏出汁の旨味と醤油の鹹さがバランス良く纏まり、
ありがちな味で突出した点はないものの、
心が安らぐような懐かしい印象。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
店主さんが以前に働いていたという『〇八@矢口渡』も
微妙な場所だったけど、
こちらも相当に不便な立地。
小高い場所なので、坂を登る脚力も必要かと(笑)。
まぁ自分は土地勘もあるので、
【洗足池】から来て【大岡山】に出たのだが、
そこそこの距離を歩いた。