RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

東京煮干中華そば 三三㐂(3)@大森 2022年4月7日(木)

そう言えば標題店で汁モノを食べていないな、
これ以上気温が高くなる前に行っておくかと思い立つ。

ほぼほぼ二年ぶりの訪問。

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店内は厨房に向いた十二席のカウンター。
奥にはテーブル席も。

11:05の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は二。


券売機は入り口左手でタッチパネル式。
時節柄か《つけ麺》のメニューがデフォの表示画面になっている。

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食したのは、
中華そば 大。
値段は950円。


食券を渡してから
6分ほどの待ちで乾物魚介の香りがもんもんと立ち上がる一杯が供される。

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店に足を踏み入れた時から立ち込めていた香りが、
更に強くなる。


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チャーシューは大人の掌大、
薄めのバラ巻が二枚。

軟らかいが特有の香りがある。


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葱はたっぷり一掴み。

メンマはこりこりの歯触り。


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海苔は小さく、ほんのオマケ程度。
でも磯の香りが随分と良い。


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麺は細、ストレート。
表面はやや粗も、するりと啜れる。

しなっとした口当たりにさくりと歯が通り、
見た目とはちょっと異なる食感。


スープはとろみが強く、
随分と濃厚そうに見える。

一口含めば細かい粒子が舌に乗る。
でも口当たりは悪くない。

香りは強めも、響くほどの味は無く、
どちらかと言えば柔らかささえ感じる。

外見とのギャップがかなり激しい。

でもこれはこれで美味しいし、
品名通り《中華そば》を食べている気分に浸れる。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


流石『玉』グループは外れが無い。

秋になったら《旨味醤油そば》を食べに来よう。
もしかすると、そちらの方が
所謂《中華そば》に近いのかな?