RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 のスた(9)@大井町 2021年4月15日(木)

三ヶ月振りの標題店。
気温が高くなる前に
熱い汁モノを食べておこうとの算段。


11:10の入店で先客は一、と思ったら
どうやら店主さんの知己のよう。
マスクをしたまま談笑している。
ちょっと新鮮な光景(笑)。

その後、食べ終わって出るまでの来客は一。


入り口右手の券売機で購入したのは
破 ポン酢 970円の食券。

煮玉子も魅力的だけど、千円を超えちゃうしな。

そういえば、以前の店では
お釣りが出ぬよう、
ピッタリの金額にメニューを組み合わせて
オーダーしていたことを思い出す。
カウンター越しの現金払いだったからね。


そんなことを考えながら
待つこと5分で供された一杯。

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「ポン酢で~す」と置かれた途端に、
酸味がもうっと立ち上がる。


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野菜はくた気味。
モヤシ主体にキャベツもそこそこ。

熱々ではないので、
はむっと一口二口。

その後に天地を返す。


思いのほか細身の麺が現れる。

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この前の時より、更に線が細くなった印象だけど
気のせいからしら。

 

  こちらも熱さはさほどではないので、
箸でわしっと掬い、口いっぱいにほおばる。

軟らかめな感じも、芯には粉っぽさも残り
もごもごと噛みしだけば
麦の旨味がじゅわっとする。

{G系}を食べていて最も多幸感のある瞬間。

量も250gくらいはあるから、それが長く続くのは嬉しい。


スープは豚醤油にポン酢。

表面には透明の油、
その下にはくすんだ琥珀色、
更にはたっぷり背脂が浮遊。

酸味も強く、鹹さも脳天に響くほど。

麺を食べ終え、一口ほどを含んで
これはいかんと、あっさり降参。

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豚は厚みもあり、塊に近いものが三個ほど。

箸で摘まめばくたりとし、
すっと歯が通り、やわやわの食感。

もうネ申の領域です。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


一回食べてしまうと、後を引く
中毒性の高い一杯。

次は《醤油》を早めに行っておこう。