RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 のスた(5)@大井町 2020年7月21日(火)

『社井田』が無くなってしまったのは残念だけど、
こんなに早く、あの『凛』が戻って来るとは思わなかった。

今月3日のオープンなので、
ほぼほぼ三週間。

今日みたいに陽は出てないけど
気温と湿度が高い日にがっつり系は辛いけど
もう辛抱たまらんのよ。

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店内は壁に向いた七席と
厨房に向いた三席のカウンター。

席間には透明なアクリルの衝立。

厨房は壁で囲われて見えず、
ある意味、緊張がほぐれたりする。


12:40の入店で先客は六。その後
食べ終わって出るまでの来客は四。


券売機は入り口右手。

その前に、目の前に設置されているアルコールで
手指を消毒。

食したのは、
破 ポン酢。
値段は970円。

水がたっぷりと注がれたコップと割り箸は、
指定された席に予めセットされている。

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これもコロナ対策なのね。


食券を渡してから10ほどで
熱々の一杯が供される。

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目の前にとんと置かれた途端、
柑橘系の酸っぱい香りが立ち上がる。

 

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野菜がたっぷり、それもモヤシ主体に
キャベツが視認できるほど入っているのは嬉しい。

かなりくたくた。

それでもほの温かい程度なので
上からわしわし食べ始める。

軽い酸味を纏って、これははかどるはかどる。

 

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チャーシューはトランプ大、1㎝厚が二枚。
赤身の旨味がしっかりで肌理が細かい。

醤油の鹹さも染みている。


野菜を七割方食べてからさっと天地を返す。

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麺量もそこそこあるなぁ。

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中、やや細、厚みある平、捻じれ。
濃い麦色で、むっと歯を立てれば
ぐみっとした噛み心地。

熱さを厭わず、口の中にもごもごと詰め込み
もむもと咀嚼すれば、麦の旨味がいっぱいに広がる。
物凄く幸せを感じる瞬間。

嚥下するのももどかしく、すぐさま
次を手繰る。
永久運動が止まらない。

 

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スープは豚醤油にポン酢の酸味が効いたもの。
最初聞いたときはえっ!と、ありえね~と思ったけど、
実際に食べれば絶妙な取り合わせ。

鹹さとのマッチ度合いがもう素晴らしく。

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それでも相当量を残しちゃうんだけど。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


その昔にメインで供されていた細麺は
今では限定で出されるよう。

食べたいのは山々も、時間が合わないだろうなぁ。