【市電通り】沿い、【ヨーカドー】の対面。
10:55の着で、先待ち六人に接続する。
これなら開店と同時に着席できるなと安心してたら
(自分の後ろに並んだ夫婦連れも、店内八席の認識の
会話をしていた)、
定刻より1分遅れで暖簾が掛けられた時に中を見て吃驚、
厨房を囲むL字型六席のカウンター。
どうやらコロナ下で席を間引いている様子。
一旦、中に入り
入り口左手の券売機で食券を購入、
再び外に出て列を形成する。
その後、食べ終わって出るまでの来客は十五と、
繁盛なのには違いない。
待っている間、暇なので、ついつい時間をカウントしてしまう。
最初のロット(三杯)が供されたのが11:09、
次のロットが11:16。
最初の客が出てきたのが11:21で、
{G系}のシャッター待ちは、基本猛者との勝手な思い込みは
どうやら間違った考えの様。
入店と同時に
券売機脇の給水機で水を汲み、
更にティッシュを抜き取り着席、
高台に食券を置く時に 野菜増し を申請する。
食したのは、
小ラーメン。
値段は780円。
プラチケを置いてからほんの4分ほどで
綺麗に盛られた一杯が供される。
豚も野菜もイイ感じだ。
豚は子供の掌大、2㎝厚のバラ巻が二個。
ほろほろと軟らかく、
醤油の鹹さの沁みも適度。
脂も程良く落ち、
しつこさはない。
野菜は99%モヤシでキャベツは少々。
なかなかの盛り具合で嬉しくなる。
しゃき感が残る茹で加減でほくほく。
天面には胡椒も振りかけられ、
蓮華で回し掛けるスープと併せ
八割方をそのまま食べる。
スープがひたひたに張られているので、
天地を返すのはとてもムリ。
頃合いを見て、麺を引きずり出す。
太、縮れで、濃い麦色、表面は滑らか。
はむっと口に入れればもちむちの歯応え。
芯迄ムラなく茹り、
麦の旨味もじゅわっとする。
ただ量は体感で200gない感じ。
あっという間に無くなってしまった。
「菅野製麺」の麺箱が厨房に積まれている。
スープの表面にはたっぷりの背脂。
その下にはくすんだ琥珀色で
朝イチから乳化が進んでいる。
しっかりした豚の出汁、
びんびんと鹹い醤油、
旨味たっぷりの化学のチカラと
三位が一体となり
かなり良く出来た{G系}。
なのでスープは二口含むだけで、
ほぼほぼを残してしまうんだが。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
それほど急いたわけではないけれど、
量がさほどでもないこともあり
食べ終わるのに6分ほど。