『いちや』が撤退した跡地は、なかなか次が入らないなぁと思っていたら、
降臨したのはまさかの標題店。
12月20日のオープンなので
まだ混んでいるだろうし、『@本店』『@銀座店』にも行っているので
急ぎはしないのだが未食メニューがあったのを思い出す。
ファザードは新しくなっているよう。
でも中はほぼほぼ居ぬき、
厨房に向いたストレート十三席のカウンターに
四人掛けのテーブルが二卓。
12:25で外待ち九人。でもキャパがあるので
直ぐに入れるだろうとたかをくくり食券購入後、列に着く。
食したのは、
背脂醤油らー麺+大盛。
値段は820+120で940円。
思った通り10分ほどで中に招き入れられる。
入店時にはアルコール消毒、
席間に透明の衝立。
客が帰る度毎に、
カウンターはきっちり消毒。
能書きを読みながら待つことほんの3分ほどで、
熱々の一杯が供される。
おお!いかにもな見た目だ。
チャーシューは大人の掌大のバラ肉が一枚。
炙られ香ばしく、歯触りは軟らか。
極薄に削がれた低温調理が複数枚。
火が入る前に食べた方が美味しいかも。
メンマは板の様に切られ幅広。
節を感じこりこりとした噛み応え。
お約束の岩海苔が一掴み。
微塵の生玉葱も盛られている。
麺は中、捻じれ。
表面はつるつる。
ずるっと吸い込み歯を立てればもちもちの食感。
麦の味が滲み出す。
量は200g強あるだろうか。
スープは魚介醤油。
ウリである乾物出汁よりも
醤油の鹹さと深みを強く感じる。
個人的にはベースの出汁の味がもっと強い方が好き。
旨味的にはちょっと物足りなさを感じる。
全体的には軟らかく軽めの応えなので
背脂と生玉葱を蓮華で追いかけながら八割方を飲む。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
その後も客足は途切れぬものの
並びはできたりできなかったり。
ランチタイムのさ中であっても、
タイミングが良ければすんなり入店できそう。
もっとも、他店に比べれば
今のところ圧倒的に人気が集まっているようだが。