十日前にオープンの新店。
場所は【尾久橋通り】沿い。
「日暮里・舎人ライナー」の【東口】に出て直ぐ。
11:20の着で外待ち六人。
一旦、中に入り入り口左手の券売機で食券購入、
構えていた店員さんに渡す。
食したのは、
ラーメン(豚2枚・半玉子)。
値段は900円。
再び外に出て、待つこと11分で着席。
店内は厨房に向いたL字型九席のカウンター、
一人掛けのテーブルが二卓。
その後も続々の来客で、並びが途切れることはない。
トッピング確認は入店と同時に。
野菜増しだけをお願いする。
更に4分ほど待って供された一杯。
野菜の盛り上がり具合はまずまず。
モヤシ主体にキャベツは少々。
じゃき感が僅かに残る茹で加減。
背脂も盛られカラメも掛けられているので、
そのままで九割ほどを平らげる。
ほの温かい程度なので、問題なく頬張れるからはかが行く。
頃合いを見て天地を返す。
熱々のスープに浸っていた麺が現れ
湯気がもわっと上がる。
麺は太、平、捻じれ。
芯までムラなく茹り、やわやわでもちもち。
でも中心部には粉っぽさも残り、
しっかりと麦の旨味が滲み出す。
口一杯に頬張って、むにゅむにゅと咀嚼する間も惜しみ
ごくんと飲み下す。
胃袋から多幸感が押し寄せて来る。
量は公称300gの表示も、それよりは少ない肌感。
背脂もたっぷりで軽めの甘みも
科学のチカラよりも豚出汁よりも
醤油の鹹さがもの凄いことになっている。
脳天の髄までびんびんと響くしょっぱさ。
なのでそのまま飲むことはせず、具材を等を掬いきった時点でご馳走様。
それでも一日の許容の塩分量を軽く超えて摂取した気がする。
一方で飲み干しちゃう人もいるんだよねぇ、世の中には。
端の方にチラ見えしていた豚を引っ張りだしてみると・・・・、
二枚と一塊が。
二枚の方は2㎝ほどの厚みがあるも
赤身の繊維がはらりと解れ食べ易い。
しかしこれも鹹い醤油の味がしっかり沁みている。
そしてなぜか、もう一塊がエクストラで付いている。
子供の握り拳大で肉質は良好。
玉子は硬茹でが半個。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
小卓には箸が置かれておらず、
カウンターから持って来る必要が。
作法が判らずに迷ってしまった。