
会場は、3階の展示室。
最終日も近いせいか、そこそこの人が入っているのは
少々以外。
最終日も近いせいか、そこそこの人が入っているのは
少々以外。
受賞の有無はさて置いて、
個人的に気になったのは、次の作品達。
個人的に気になったのは、次の作品達。
『中山いくみ』の〔水滴の自画像〕
画面いっぱいに描かれた、薄ぼんやりとした肖像の前には
大粒の水滴。
其処には、小さい肖像が多数存在している。
歪み、デフォルメされたその表情は、
彼女の多彩なプロフィールを映している様だ。
画面いっぱいに描かれた、薄ぼんやりとした肖像の前には
大粒の水滴。
其処には、小さい肖像が多数存在している。
歪み、デフォルメされたその表情は、
彼女の多彩なプロフィールを映している様だ。
『酒井龍一』の〔TOHU BOHU〕
黒を背景に、白い、パックの様な仮面を付けた
バストショットが延々連なる群像。
その面立ちは異形。
しかし、都会の街頭での光景は、
実際はこうなのかもしれない、と
薄ら寒さも感じる。
日本画の手法による表現が、
受ける印象とマッチしている。
黒を背景に、白い、パックの様な仮面を付けた
バストショットが延々連なる群像。
その面立ちは異形。
しかし、都会の街頭での光景は、
実際はこうなのかもしれない、と
薄ら寒さも感じる。
日本画の手法による表現が、
受ける印象とマッチしている。
『増田恵助』の〔the boy with no name〕
何時もの如く、黒を背景に立っているのは、
タイトルからは乖離して、女性の様に見える、
整った面立ち。
服装も、その感覚を助長している。
親しげに、此方を見据えるその表情も含め、
一瞬のポートレイトにも見える。
何時もの如く、黒を背景に立っているのは、
タイトルからは乖離して、女性の様に見える、
整った面立ち。
服装も、その感覚を助長している。
親しげに、此方を見据えるその表情も含め、
一瞬のポートレイトにも見える。
例年の如く、抽象表現の作品が多い印象。
それにしても、知った名前・作風を
其処此処に見かける。
それにしても、知った名前・作風を
其処此処に見かける。