RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

泉岳寺駅前らーめん徳@泉岳寺 2014年5月14日(金)

【A2】出口を出て左折。ものの数歩で店頭に着いてしまう。
第一京浜】沿いに在る店舗は、ホントにここがラーメン屋さん?
と、一瞬疑ってしまう程、奥行きがない。

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入り口の引き戸は開け放たれ、客の出入りによって移動。
店員さんの動線もそれで確保されている。
この季節はそれでも良いが、冬場になったらどうするんだろ、と
余計な心配。

店内は細長いL字型のカウンターが九席。
13:25の入店で先客は三。
その後、食べ終わって出るまでの来客は六と、
随分と繁盛している。

券売機は「入口」の札がぶら下がっている左手。


食したのは、
つけそば+味玉。
値段は800+100で900円。

大盛無料の表示があったので
食券を渡す時にお願いする。

開店してから一ヶ月半経ってはいるものの、
オペレーションでやや混乱あり。

大丈夫だろうかと、ちょっとどきどきしている内に
供された一品。


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おお。具が全面を覆っている。
なんだか嬉しくなる。


で、その隙間から見える麺は、

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中ストレート、僅かに捻じれ。
角が立ち、濃い麦色。
隣の人が食べる汁モノをちらりと覗くと
塩味につきものの細麺だったから、
この太さは冷やし専用か。

量は茹で前で300gちょっとだろうか、
そこそこお腹が膨れた。

表面は滑らか。啜り心地は良好。
もちむちした歯応えも嬉しい。


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つけ汁は塩。
美しく澄み、三つ葉が散らされている。

一口啜ると、かなり鹹め。
勿論、尖りは無いのだが、肝心の出汁の旨味が
後ろに隠れてしまっているほど。

ベースは鶏ガラだろうか。それに昆布等の魚介系も
添加されている印象。

表面には透明な油。で、この油がかなり曲者。
勿論、味にコクを与えており、かなり良い感じなのだが、
長々と口に残る。それほど強い存在感。
でも、不快じゃあないんだな。

柚子も一辺、投入されている。


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具材は、チャーシュー、メンマ、鳴門、刻み海苔、葱、ホウレン草と
豊富。

チャーシューは子供の掌大、薄目が一枚。
味付けも良いが、脂が美味い。

メンマも濃い味と色付き。
軟らかく、ほろほろと口の中で解けて行く。

鳴門の食感も面白い。
ややぼそっとして、魚魚している。


トッピングの玉子も濃い色付き。
黄身の芯は蕩けて味付けも、つけ汁と喧嘩しない。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

力強い麺に負けないよう、つけ汁の鹹さを補強したのだろうが、
もっと出汁の旨さを味わえるタイプの方が好みだなぁ。