RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

蒙古タンメン 中本@品達 2013年8月16日(金)

ウリのメニューの内容が内容なので、
一生足を踏み入れることはないだろうと思っていた標題店。

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でも、こんな幟を見かけたら、
試してみたくもなるよねぇ。

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店内は厨房に向いたストレートのカウンターが十席。
二人掛けのカウンターが十一卓。

13:40の入店で席は八割方埋まっている。
しかも、食べ終わった客が出れば、
直ぐその分、新たな来店がある繁盛振り。

すげ~な。
みんなそんなに辛いモノが好きなんだ。
その割には、自分の横に座っていた先客。
蓮華に麺を盛って少しづつ口に運び、
都度水を飲みティッシュで鼻を拭い、
結局は半分近くを残していたが。

券売機は入り口右脇。


食したのは、魚豚濃恋つけめん+味玉付き。
値段は890円。
玉子は+110円と、ちょっと強気な値付け。


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麺は中太ストレート、やや捻じれ。
淡い麦色に、良い麦の香り。
ただ麺量はあまり多くなく、
茹で前で200gちょっとだろうか。
角張ってはいるものの、表面は艶々。
啜り心地は良好で、
もっちりとした噛み応えも嬉しい。
つけ汁との絡みも上々。

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つけ汁は魚介豚骨。
確かに濃厚、凄い粘度だ。
張力で中央部が盛り上がっている。
魚粉もたっぷりと添えられ、
口に含めば魚の旨味が突出する。
苦味は抑え目、脂由来だろう
仄かな甘みも感じ、この系統にしては良く出来ている部類。

ただ、麺の水切が十分でないので、
食べ進む内に味が薄まってしまうのは残念。


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具材は、チャーシュー、メンマ、海苔、鳴門。
葱もたっぷりと盛られている。

チャーシューは大き目の乱角が四個ほど。
味がしっかりと付けられ、噛み応えもそこそこある良品。

メンマもやや濃い色と味付け。
さくりとした食感が心地良く、きちんと処理されている。

海苔は10cm四方が一枚。
厚みがある。


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トッピングの玉子も表面に色が付き
味が芯まで染みている。
やや硬めの茹で加減ではあるが。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

どんな品が出て来るだろうと、
かなりドキドキだったが、
実際に食せたのは、真っ当な一品。

一瞬、マーケティングの方向性を疑ったが、
これはアリと思った。