RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ワインバーシャトーTS(ティーエス)赤坂@溜池山王

溜池山王】の通りに、ひっそりと佇む「ワインバー」
入り口も狭く、何度も前を通っているのに、
その存在にすら気付かなかった。
今日は、常連さんに連れられての訪問である。

かなり薄暗い店内は、10人程度は座れるカウンターと
四人掛けのテーブル。

入り口には『瀧下和之』の作品が三点ほど置いてある。
中々、良い趣味と思い、店主に尋ねると、
「時々みえられます」と。
おお、そうなのか。


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が、当然、最初の一杯用には、
先ずはビール。

ワインは特定の地域に限定せず、
店主の嗜好でラインアップされている様だ。

白のハウスワイン(扱い)をお願いすると
三種が提示された。

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どっしりと重みもあり香も華やか。
軽やかで、すっきりとした喉越し。
その中間。
と、個性の異なる三品が用意されている。
勿論、地域も様々。

夫々の特性に合った『Riedel』のグラスに
かなりの量が注がれる。
一杯1,500円と聞いた気がしたが、
1,050円の聞き違いかもしれない。

軽めの赤を、と頼んで、出てきたのが、こちら。
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《Philippe Colin Chassagne-Montrachet 2008 PREMIER CRU》
大まかな値段はわかるので、注がれる量によって
値付けの適正さも検討が付く。


さて、料理はというと・・・・、
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先ずはパンとオリーブ。
パンはかりっとしたバゲットと、もっちりとしたゴマ入り。
オリーブは漬かり過ぎず、中々良い。

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鯖のマリネ
〆鯖ライクなビジュアルに、尋ねると
「同じ造り方です」と。
使っている調味料が異なるためだろうか、
軽めの仕上がりで、酸味が舌に残らない。

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パルマ産生ハム1,260円
ピクルスは自家製の様だ。かなり固め。
無花果が添えられている。

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チーズの盛り合わせ1,575円
四種が載せられいる。
青カビ、白カビ、ウォッシュタイプと、
これも多様で、食べ比べが楽しい。
別添でパンも供される。

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ビーフコロッケ420円
カタチが歪なので、自家製だろうか、
揚げ立てで熱々だ。
ウスターソースをかけて頬張ると、
これもワインとあうぞ。

嬉しいことに、
カレー等の食事も用意されている。
今回は食べなかったけど。


喫煙者や、
若い御姉ちゃんを連れてきて薀蓄を語り倒す
自称ワイン通がいるのは
何処でもそうだと思われるので、
それらさえ目や耳に入れなければ、
けだし上々の空間。

我々が帰る頃には、ほぼ満席だった。