RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ビストロ モザール@大井町:フレンチ

【ゼームス坂】を下り、最初の信号を右折し
更に次の角を右に曲がれば、もう店の看板が見えて来る。

店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター
二人掛けのテーブルが三卓、四人掛けが一卓。

予約なしに19時過ぎに入店すれば
既に三組が食事中。


で、店主さんが出て来て言うことには
今日は一人で回しているので
料理の提供に時間が掛かるけどそれでも良いか、と。

最低限、お酒とパンがありさえすれば
その間はどうにでも待てるヒトなので無問題。

日頃よりゆっくりと食べれて、却って良いかもくらい。


席に落ち着き、頃合いを見計らい先ずはビールをお願い、
その後、黒板と定番のメニューを見ながら
あ~でもないこ~でもないと呻吟する。


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《海老のアヒージョ》

ホワイトアスパラが入っているのは珍しい。
大蒜が香るオイルがぐつぐつと沸騰。

味付けは辛さがそこそこ効いている。
海老は頭からバリバリと食べられる。

そして添えられたパンが馬鹿ウマ。
おそらく自家製と思われ、麦の甘みと旨味がみっしりと詰まっている。


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《前菜三種盛り》

実際は四種が盛られている。

味付けが各々異なるので
食べていてもリズムが感じられる。

特に左端の鶏肉は骨からほろりと外れ
とっても軟らか。


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《自家製仔羊のソーセージ》

ソーセージだけでなく、野菜、豆、パテも盛られ
オトク感満載。

で、そのソーセージ、
いかにも自家製らしく肉は粗挽き、そして
皮の食感がぱっつりと独特だ。


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《牛ほほ肉の黒胡椒煮込み》

肉は大人の握り拳大が二個。
さくっとナイフの刃が通る。
口に入れれば適度な歯応え。

胡椒が善い加減にぴりりと走る。

野菜、豆、パスタも添えられ
ソースを絡めればどれも美味しい。

ビストロ料理の面目躍如。


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ワインは《Weemala Riesling》が四千円は
小売価格の約倍か。

香りは善いものの、もうちょっと辛さが強めの方が
個人的には好き。


パンなぞもお代わりし、払いは11,250円と
納得感のあるもの。

もっとも半分は酒代だけどね。


評価はビストロ基準の☆五点満点で☆☆☆☆。

《ハンバーグ》や《グラタン》などの
洋食系のメニューを試してみたいと思った。