RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

浜松町にビストロおじさまを。sasaya@日本生命浜松町クレアタワー:フレンチ

なんとも微妙な店名は二ヵ月前の新規オープン。

ビル自体は駅至近も、標題店の場所は端の方なので
ちと判り辛いし距離があるかも。


当日は予約も無しに19:30頃の入店。
既に二組ほどが食事中も何れも女性の二人連れ。

オープンキッチンにカウンター、テーブル、個室風のスペースと
店内はかなりの広さ。


先ずはビールで喉を潤しながら
メニューを選択。


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《魚のスープ》

お通し的な位置づけ。
比較的気温の低い時に、胃の腑がほわっと温まって嬉しい。

濃厚な魚と甲殻類の旨味もしてなかなかの一品。


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テーブルチャージの350円とは別に
200円のチャージ。

オーダー時に「いつお持ちしましょうか?」と確認されたので、
すぐさま、とお願いする。
パンがあればそれだけでワイン飲めるしね。


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《ホワイトアスパラとカラスミのサラダ》

ホワイトアスパラは薄くスライス。爽やかな美味しさ。
それにねっとりしたカラスミが合う。

ただ味付けはしょっぱめで、ちょっと塩分過多かも。


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《ビストロ風お好み焼き-シラスと焦がしバターアンチョビ》

ネーミングを裏切る見た目。パイのようでもタルトのようでもある。
シラスとアンチョビーは近接種?なので焦がしバターをブリッジに
味が一つにまとまっている。

生地もふわふわで口当たり善し。


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《フォアグラ肉大根》

これも事前予想から乖離したビジュアル。

フォアグラはそれなり。大根も上手く炊けて
旨味も十分に染みている。

スープには先のパンを投入し、吸い切らせてからつるんと頂く。


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《『サバコロ』 燻製にした鯖のライスコロッケ》

ピンポン玉ほどのコロッケが濃厚なソースに漬かっている。
衣はかりさく。半分に割ればお米とほぐした鯖の身。

鯖がもうちょっと多いと嬉しかったな。


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《つまんで呑める カジキマグロステーキ》

この料理もアイディアもの。

カジキへの火の通り具合は良好。
ガーリック・オイル・パッペーの
シンプルな味付けも素材には合っている。

添えられたジャガ芋がまた美味しい。


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《ナイフのいらない牛頬肉の赤ワイン煮込み》

店のスペシャリテの位置付けのよう。
ごろんと大きめの肉塊が二つ。
抵抗なく箸でも切れてしまう軟らかさ。

下にはマッシュポテトもちゃんと仕込まれているのはお約束。


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ペンネ アラビアータ》

これもシンプルな料理。
唐辛子の効きが強めでかなりピリ辛


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ワインの値付けはユニーク。このシステムでは
高いワインほどお得感が増す。


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今日は《VON WINNING RIESLING TROCKEN》をボトルで。
ドイツ産の辛口リースリング
店内表示は2,490円。


そこそこお腹は膨れて
お代は〆て11,000円。

でもほぼほぼ半分は酒代なので、それを絞れば
料理だけならかなりお安く上がるんじゃないか。

評価はビストロ基準の☆五点満点で☆☆☆★。


ポーション毎の量は少な目なので
多種が食べられるメリットが。

ふらっと入って軽くつまみ、さっと立つ、との
使い方が良さそう。

メニュー数も多いしな。