RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

蟹らあめん 一本道@大門 2024年10月23日(水)

本年2月の新規オープン。

場所は【芝パークビル】の通りから一筋【浜松町】寄り。
『諭吉』の裏手にあたる。

 

店内は厨房を囲むコの字型九席のカウンター。

12時丁度の入店で先客はゼロ。その後、
食べ終わって出るまでの李客は六。

券売機は入り口左手でタッチパネル式。
電子決済も可。

 


食したのは、フラッグシップと思われる、
紅ズワイ濃厚蟹白湯ラーメン。
値段は1,200円。

 

食券を渡してから、ほんの3分ほどの待ちで、
麺の入った丼と「追い蟹味噌」の乗った小皿が供される。

この時点で既にして、蟹の香りがむんむん。

何となれば、奥で作られたのち、
一旦カウンターの内側に置き、
バーナーで炙るパフォーマンス付き。

否応なく、焦がした香りが立ち上がる寸法。

 


見た目は至ってシンプル。
中央には蟹の解し身がこんもり。

そのままスープに混ぜるのは勿体ないので、
試しにちょっぴり口に入れれば、
旨味はたっぷり。
日頃食べている「カニカマ」とは全然違う!(笑)

葱、水菜は周囲に置かれ、
少々のアクセント。

蟹味噌のペーストも絞り出されている。

 


それ以外の具材はピンポン玉大のツクネが一個
(店頭写真では二個だったが・・・・)。

が、これが滅法美味しい。
特に軟骨を叩いたぷちぷちの食感が官能的。

 


麺は細、ストレートで表面滑らか.。
芯は白濁も、しんなりした口当たり。
それでいてスープを良く拾う。

量は150gに足りないくらい。


スープは粘度高く、どろどろの一歩手前。
迂闊に口に運び、あうやく火傷しそうに。

動物系をベースに蟹の旨味が溢れ出す。
蟹味噌の苦味も手伝って重層的な美味しさ。

当然「追い蟹味噌」を足すのは忘れない。
更にコク深い味になり、久々に完飲してしまう。


評価は☆☆☆☆★。


ここ暫くで食べた蟹料理に比しても、
強い旨味は出色。

千円を超える価格にも納得。