今にも雪が降り出しそうな寒空の下を
熱々の且つ未食の汁モノを求めて標題店へ。
店内は厨房を囲むL字型六席のカウンター、
四人掛けのテーブルが三、二人掛けが一卓。
11:20の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客は六。
入り口左手の券売機で購入したのは。
濃香トリュフの鶏塩中華そば大。
値段は1,100円。
食券を渡してから7分の待ちで供された一杯。
シンプルな見た目も、なんと綺麗な黄金色のスープと
整えられた麺線。
同時にトリュフの香りが立ち上がる。
熱した油を掛け回すじゅっという音が聞こえたけど、
それは鶏油の方かな。
チャーシューは大人の掌大、
低温調理のロース肉が二枚。
薄めも肉の味はしっかりとし、
そして軟らか。
薬味の位置付けで、微塵の白葱と紫玉葱、
レモンバターにマッシュルームのデュクセル。
麺は細、ストレート。
加水率は低そうも
パつんとまではいかずしんなりした柳麺。
ぷつっと歯が通る。
表面もするっとし、
喉越しも軟らか。
量は200g強。
スープのベースは鶏塩。
透明感もあり美しい。
ペッパーも強く効く。
塩味は軽めで鶏の旨味はしっかり。
鶏油のコクも相まって、それだけでも十分に食べさせる。
プラスしてトリュフオイルの香りの良さ、
レモンバターを溶かし、
デュクセルをを混ぜ込めば
濃厚さが増し、
味にも深みが足される。
元々の量が少ないこともあり、
綺麗に完飲する。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
これで未食は《つけ麺》だけになったが、
食べに来るのは気温が上がってからね(笑)。