【西口】に出て右手に。
【工学院通り】に入って
100mほど進んだ右側。
本年3月末にオープンも
直ぐに行列店となり
何時前を通ってもその並びは衰えることナシ。
ここいらへんで、時間のある時に
行っておくかと足を向ける。
店内は厨房を囲むL字型八席のカウンター。
10:40の着で既に十一人の待ち。
その後も続々と来客は途切れることが無い。
10:49に店員さんが出て来て
先頭から七人だけを店前に残し、
残りは道路を挟んだ対面へ移動するように指示。
10:53には券売機のスイッチを入れ食券の購入開始。
10:57には開店で、最初の八名が入店。
更に三名が店頭で待ち、残りは対面で待つようなカタチに。
食べ終わった最初の客が出てきたのが11:12。
自分は11:17に店頭に移動し、
入り口右手の券売機で食券を購入。
食したのは、
チャーシューメン中。
値段は980円。
11:21には着席をしたので
都合40分ほど待った計算。
プラチケを高台に置き、
麺硬めだけをお願いする。
そこからは4分ほどで
漆黒の丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。
表面に張られている、鶏油の量が凄いんだが。
チャーシューは大人の掌大、やや厚みありのロース肉が三枚。
スモーキーな香りが付き、軟らかめ。
まるっと一枚を頬張っても、すいっと歯が通る。
ホウレン草が一掴み。
くきくきした歯ざわりで青っぽい香りも残っている。
海苔は8㎝四方が三枚。
黒々とし厚みもあり、何よりも香りが良い。
麺は中、やや細、捻じれ。
一本は短めで表面は滑らか。
もっちりとした噛み応えもあり、
やや特異な方向性。
でも麺箱には、しっかりと「酒井製麺」の文字が。
量は200gほどか。
スープは粘度高く濃厚で滑らか。
食べ終わると唇の周りがぺたぺたに。
一口含んで、脳天を突くほどの醤油鹹さに驚く。
三口~四口ほどを飲んで後は残したのだが、
暫くしての喉の渇きが尋常ではない。
しかし豚骨をベースに鶏ガラの出汁の旨味も相俟って
中毒性のある鹹さと旨味。
ぱらりと振られた小口の葱も
いい仕事をしているし。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
確かに美味しいし
並びが無ければ通うだろう。
ただ、待ちも入れて総計五十分はちと厳しいなぁ。